♪ 院長のココロなのだ!

初夏の花

月曜日, 6月 20th, 2022

今年のハンゲショウは数輪の花を咲かせています。それに伴い葉っぱも白く化粧を設え、虫たちを誘っています。

春から液体肥料を週一回施肥するだけでしっかりと反応してくれました。

ハツツバキも昨年は一輪しか咲かなかったのですが、今年は既に三輪も咲き、まだ蕾が幾つか見られます。

オミナエシは例年通り安定した開花。

ふと4月から外に出してしっかり日光浴を続けておりました月下美人。昨年の秋はやっとつけた蕾でしたが、移動時にポトリと落下。なんとも可哀そうな結末でした。しかし考えればそれだけで落下する蕾は、おそらく開花には至らなかったでしょう。

その月下美人。同じく今年の4月から毎週1回薄めの液体肥料を施肥していると、なんと!なんと!なんと!蕾が現時点で13個!!!!

ビックリしました。今年は月下美人祭りができそうです。祭りじゃ祭りじゃ~。

(半分が落ちても6輪はのこるでしょう。と少し弱気です)

 

 

飛蚊症 VS ブルーフィールド内視現象

土曜日, 6月 18th, 2022

梅雨の合間。駐車場に咲いた祇園守り、シャラノキ、ハンゲショウの花が咲いているのを愛でておりました。

近くの森ではホトトギスが鳴いています。初夏を思わせる梅雨のひと時。気持ちが和みます。

ふとどんよりとした空を見上げると、ヒバリが4羽鳴きながら飛んでいます。

ところが目の焦点をヒバリから曇り空に移したとき、なんだか小さな虫がいっぱい泳いで見えるのです。方向は様々。まるで顕微鏡をのぞいて線虫の集団を見ているようです。

あっ!これが飛蚊症かあ?とうとう網膜の病変が出来たか。

落胆とも納得ともとれる思考がよぎります。

動物の飛蚊症は検証が出来ないので、獣医科領域では日ごろお付き合いしない症状でした。

早速インターネットで調べてみます。え~っと「空をみあげる 飛蚊症?」と案外ベタな検索が良いことも最近知りました。

するとありました。すぐに見つかりました。とある眼科クリニックの先生のブログに。

要約すると、飛蚊症は水晶体(レンズ)と網膜(スクリーン)の間にある硝子体に濁りやコラーゲン繊維の変化した物が浮いていて、その影が網膜に映し出され糸くず様に見える現象だそうです。その為その糸くずを追って見て行くと数本の糸くずは同じ方向に流れてゆくか、追うのを止めると静止しているのだそうです。

また別にブルーフィールド内視現象と言うのがあって、小さな虫のような点が様々な不規則な動きを示すのだとか。これは網膜に走っている血管内を通過する白血球の影が映し出されているそうです。

そうだったんですか。僕は明らかに後者の見え方でした。そう言えば中学高校の頃から見えることがありました。

様々な現象が生体内では起こっているのです。その理由を知ると感心するやら安堵するやら。

 

ダニ?マダニ?

木曜日, 6月 2nd, 2022

梅雨前の6月。気持ちが良いですね。

休診日の午後、チューリップの球根を土から掘り出し作業をしました。これから数か月涼しいところで過ごさせてやり、また12月に植えようと思います。

僕は作業の間ずっと作業用の「つなぎ」を着てます。そして足元は長靴。目元はターミネータのようなサングラスです。

皮膚を露出しないようにしているのですが、決して美を追求しているのではありません。もちろん直射日光に素肌が晒されるとメラニン色素が増えてシミも増えますし、目から紫外線量が増えますと白内障の発症理由にもなり、また脳が紫外線侵入情報をキャッチすると、皮膚のメラニン色素細胞を活動させ深い部分への紫外線侵入を防がせようとするのです。

しかしそれだけではありません。一番心配なのはマダニです。

マダニはSFTS(重症熱誠血小板減少症候群)ウィルスを媒介する厄介な生物です。SFTSウィルスに感染すると血小板の減少、嘔吐、下痢、発熱、腹部痛、倦怠感などにより、最悪は死に至ります。

マダニのお話をしますと皆さんは「ああアレルギーのハウスマイトの事ですね。コナダニ、ツメダニ、コナヒョウダニでしたっけ」とおっしゃる方がおられます。

そうですよね。ダニと名前が付けばわかりにくいです。しかしマダニとハウスマイトのダニは親戚筋なのですが、かなり系統が異なります。そこで簡単に調べたダニの流れを示しますが、これはほんのごく一部です。私たちの身の回りでよく見かけるものを挙げました。

ダニ目

  アシナガダニ亜目
  トゲダニ亜目
  マダニ亜目 マダニ科(ライム病、日本紅斑熱、ロッキー山紅斑熱、SFTSを媒介)
  ケダニ亜目 ツツガムシ科(ネズミなどを吸血しツツガムシ病を媒介)
        ツメダニ科(他の小さなダニを捕食)
        ニキビダニ科(動物の汗腺に寄生)
        ハダニ科(植物に寄生)
  ササラダニ亜目
  コナダニ亜目 コナダニ科(砂糖や乾物に発生)
         チリダニ科(カーペット、布団、ベッド、枕などに発生)アトピー性皮膚炎の原因
         ヒゼンダニ科(皮膚に穿孔し寄生)

こうしてみますと、私たちの周りではダニからの感染症がとても多く、またダニによる病気の関連も多いことに気づかされます。

怖い病気を予防するには、そもそもが異なるため予防対策もかなり異なることになるのです。

40年ほど前まではマダニ・ノミの駆除と言いますと、毒性の強い散布剤か、動物の首に巻く駆除剤がメインでした。

その後より安全な体への散布式の駆除・予防剤が出てきて、同じ薬剤がスポット剤として動物の首背部に垂らして体全体に行き渡らせる薬剤が主流となり、現在はよりコンプライアンスの良い内服がこれに変わってきています。

しかし予防をいくら実施しても、やはりこの季節草むらに侵入するのは危険です。

君主危うきに近寄らず!!です。

くれぐれもご注意を。

どんよりとした天気

金曜日, 5月 27th, 2022

気圧の上下動は体に堪えます。なんだがだるいですよね。

そんな朝だから雨さえ降っていなければ外に出て自然を観察しましょう。

今朝はハンゲショウの花が一輪咲いているのを確認した際、葉っぱの裏に見かけない模様が目に付きました。

良く見るとトンボです。トンボが葉っぱに食らいついている虫にさらに食らいついていました。お食事中なんでしょうか。

小さなビオトープにちょっと感動。

少し前までカエルがいた水たまりでしたが、今はご不在。その為昆虫がやって来たみたいです。

人間ドック

木曜日, 5月 26th, 2022

狂犬病予防注射の集合接種も先週十津川村を最後に、自身の受け持ちは終了しました。

そんな水曜日、人間ドックを受けてきました。

1日前の21時までに消化の良い食事を終え、当日は朝からお水を少々。できるだけ排尿を我慢して腹部エコー検査に備える。

なかなか大変な事です。

予定時間ギリギリに受付を終え、流れ作業のごとく検査を受けて行きます。スタッフの方々はとても気持ちの良い動きです。

今回の検査は血液化学検査、血球計数、尿検査、胸部レントゲン検査、胸部・腹部CT検査、腹部エコー検査、上部消化管内視鏡検査、脳MRI検査でした。

腹部エコー検査はとても丁寧に見て頂きました。何か異常でもあるのかやや心配でしてたが、結果の報告を待つことになります。

後半、しかも最後の2つが内視鏡検査に続き脳MRI検査で終了となりました。

この2つがなかなか強者で、内視鏡検査は経鼻でお願いしたのですが、やはり受ける側としましては要らぬ力が入り、看護師さんに「力を抜いて~」と促されるのですがなかなか思うようには抜けません。

そしてMRI検査では頭をピクリとも動かしてはならず、鼻をすすることも禁じられました。

前述のとおり経鼻で内視鏡を挿入するにあたり、鼻に2種類ほどの薬液を入れていたため、どうしても鼻がムズムズして液が溜まっている状況下で数分後のMRI検査。これはとても修行でした。

しかも頭を固定する枠組みを付けられ、体を動かせず、ひたすら意識をそちらに向けないように自分自身は眠っているように仕向ける作業。そして無意識に体はガチガチ。

周囲ではカンカンカン、ドドドドドッ。終わったかな?思うけど、また再び・・・。これを繰り返す事恐らく15~20分ほどでしょうか。

終わればグッタリでした。苦手な検査です。

帰宅してこの日初めての食事を取りながら、気分をほぐし、まさに生きている事のありがたさを実感した今回の人間ドックでした。

もしかしたら人間ドックって、そのためにあったりして。(まさか~)

追記

翌日の筋肉疲労は残りました。次は何年後にしようかな~。ってもっと年を重ねたら益々厳しい検査でしょうね。検査のための体力づくりをしなくてはいけないです。

 

 

 

昨夜の雨

月曜日, 5月 23rd, 2022

この数日好天に恵まれました。

ところが夜スマートフォンの警告音がなりました。見てみますと25分後に雨が降ると言っています。

 

帯状の雨雲が徐々に南下しているのが見て取れました。慌てて開いている窓を閉め、外を確認。

耳を澄ますと雷鳴が聞こえてきました。ほぼ20分ほどして小さな雨粒。そして雨脚が強くなりザーザー降り。

テクノロジーの発達は本当に素晴らしく日常生活にも恩恵があります。

 

上賀茂神社の競い馬神事

木曜日, 5月 12th, 2022

連休最後の5日。子供の日です。数年前にも一度訪れた賀茂別雷神社(上賀茂神社)の競い馬神事をもう一度見たくて北へ向かいました。

こ2年ほどはコロナ渦で神事は行っておられたようですが、競い馬は久しぶりの様でした。

朝11時半から入場券を入手できると書かれてあったので、10時45分ごろ現地に到着しました。京都市内の交通量は案外少なく、スイスイ走れたのです。神社の駐車場もまだ空きがあり、上手く駐車も出来ました。

しかし既に30mほどの列ができており、100名以上の方が並んでおられました。

最後尾に並んで予定の時間になる頃には、列の長さもその倍に膨れ上がり、参加者の人気がうかがわれます。確か数年前はこんなに並ばなかったと思ったのですが。

この日はとても日差しが強く、つば付きの帽子がとても役に立ちました。

やっと入場できたものの神事は14時から。神社本殿にお詣りしたり、昼食を摂ったりしながら時間を迎えます。

そもそも神様は馬がお好きだそうで、特に競い合って走る馬がお好みらしいのです。ですから神様に奉納するため、2頭の馬を4組競い合わせていると聞きました。

それにしても馬との距離が5~6mほどの場所で、疾走する馬とそれに跨る乗り手を見ることが出来るのは大迫力です。

今年はカメラをしっかりと構えて撮影しました。今のカメラはオートフォーカス(自分で決められたポイントの焦点を合わせてくれる機能)が良くなっているので、かなり期待して撮影したのです。

が、残念なことに馬が速すぎて追いつけませんでした。

こうなったら通り過ぎるであろう場所に焦点を予め合わせ、その少し前のところからシャッターを連射する方式に切り替えました。もうこれしか残っていません。

そして・・・撮れました。しっかりと焦点が乗り手の顔に合いました。

が、なんと馬に付けられた装飾のための菖蒲の葉っぱ。これが乗り手の鼻の下に流れて張り付き、なんとも気の毒な1枚に。

それでも神様がお好きなんですから良いですよね。

神事が終わってから神社の神馬に会いに行きますと、暑さのせいでしょう、かなりばててました。

ところでこの花。なんの花かご存じでしょうか。

ナンジャモンジャの木に咲いた花です。楚々とした花です。名前は聞いたことがありましたが、実際に見たのは初めてでした。

それにしても面白い名前ですね。

天の川と流星

木曜日, 5月 12th, 2022

毎年5月に一晩友人の通い詰めている山小屋に顔を出します。

今年も一晩だけ立ち寄りました。

今年は診察を終えた夜、少しお腹に入れてすぐさま車を走らせました。現地に到着したのは10時半ごろ

通常なら夜10時にもなりますと眠くて眠くってたまらないのですが、この日は集まった友人たちとダラダラ過ごし、気が付けば朝日が昇ってもまだ眠気が襲ってきませんでした。

そうとうアドレナリンを分泌していたのでしょう。その反動が怖くなったくらいです。

その最中、3時ごろ南の空を見ますと天の川か雲か判らないのが浮かんでいました。

友人たちをしり目に、カメラを三脚に設置してまっくらな場所へ移動しました。

真っ暗の中での作業って本当に怖いものです。もしかしたらクマでも出てきたらどうしよう・・・なんて考えながら。

数枚南の空に向かって撮影しました。どうやら天の川が撮れているようでした。

夜空の美しさに驚きました。日頃肉眼では見えていない星たちが、感度やシャッタースピードや光の入ってくる量を調節するとこんなにも瞬いているのです。しかも流れ星が2つも流れていて驚きました。

後日判ったのですが、この日の2~3日後に水瓶座流星群がピークを迎えていたのです。知りませんでした。この日もたくさんではありませんでしたが、流れていたのですね。

この後すぐに東の空が明るくなり始めてきました。そして3時間ほど仮眠を取って再び奈良に戻ってました。

疲労は残りましたが頭の中はすっきりとした5月始まりでした。

 

 

イヌの車酔い止め

火曜日, 5月 10th, 2022

連休のお休みを頂き、愛犬をつれて福井へ日帰りで行ってきました。

まだ山間では雪も残り吹く風はヒヤッとします。

我が家の愛犬アンはまだ1歳少しですが、ちょっとずつ車に乗せて慣れさせております。しかし時々車酔いをおこし、目的地では少し元気が損なわれることが目立ち始めました。

車酔いは慣れることもできる症状です。警察犬などは現地に行って車酔いで仕事が出来ないと困ってしまう事になります。そこで日ごろから車に乗せて慣らせていると聞きます。

しかし家庭犬はお家でゴロゴロしていることが多く、なかなか車に乗せてトレーニングとはいきません。

そこでお薬に頼らねばならないのですが、以前は抗ヒスタミン剤で眠くさせて予防するとか、腸の蠕動運動を刺激させて嘔吐させにくくするとかの方法が講じられてきました。

最近はもっと根本的に、脳の錐体外路系を抑制させて嘔吐自身を止めてしまう事が出来ます。

この薬は今から20年ほど前、アメリカ人講師の消化管セミナーで聞いたことのある薬でした。実は日本の学者が発見したのですが、日本の新薬に対する法律が足かせとなりアメリカで製品化されたと講師は言っていました。

そのころから早く手元に来ないかなあと待ち焦がれていたのですが、数年前ようやく日本で発売されました。

今回我が家の愛犬に乗車前60分以内に投薬し、現地に着くまで涎を流すことも、嘔吐することもなくとても楽に旅が出来ました。

また翌日帰宅する際も朝投薬し自宅に戻るまで、とても楽しく時間を過ごすことが出来ました。

これから行楽のシーズン。混雑したところへはコロナの感染が心配ですから出かけられませんが、一緒に山や川に遊びに行ける計画を練るのが楽しみです。

チューリップ  モッコウバラ  今が旬

金曜日, 4月 22nd, 2022

気温の高い毎日です。早くも夏の心配をしてしまいます。

先日から咲いているチューリップ。とても長く咲いてくれています。地植えは鉢植えに比べて長く持ちます。

花びらの周囲がギザギザしたものや、先が細長くなっているものなど様々なチューリップです。

昨年富山にチューリップを見に行った時に購入した球根たち。楽しい花を咲かせてくれました。

モッコウバラももう満開!!黄色い壁を作っています。

夕方の診察待ち時間にここで涼んでおられる方もお見掛けします。

お墓参りに行った時、お寺の藤棚も賑やかでした。周りではアブがブンブン飛び回り、これも賑やかさを応援していました。

春は元気な花たちがいっぱいです。健康に留意してお過ごしください。


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