♪ お知らせ

皮膚糸状菌症

木曜日, 1月 12th, 2023

この1か月間の間にネコから感染したと思われる人の皮膚糸状菌症(真菌症:病原性を持つカビによる皮膚炎)が身近でありました。

1例目は保護ネコさんを受け入れられたご家庭でご家族全員が発症。治療により経過観察中。

2例目は保護ネコさんカフェに行った後に発症。現在治療中。

1例目のネコさん自体の皮膚症状は、数週間の間観察しておりますが確認される病変はありません。

2例目はカフェに出ているネコさんなので、スタッフさんたちによりしっかり管理されていると思われます。

あくまでも2例とも状況から見て、消去法で考えた場合です。

この場で申し上げたいのは、保護ネコさんが良くないというのでは決してなく、迎え入れる際、初めて遭遇する際には予期せぬ感染症を持ち得ていることがあるという事です。

それはネコからヒトへ。ヒトからネコへ。お互いの関係です。

例えばコロナウィルスによる呼吸器感染症が発生しておりますが、これもヒトからネコ科動物への感染したと思われる例が数例あります。

感染症は全くもって肉眼で分からないことが厄介です。それゆえ自身の健康状態や動物の健康状態をつぶさに確認し接する必要があると痛感します。

かくいう私も、20代の頃勤務しておりました病院で2度ほど皮膚糸状菌症に感染したことあります。かなり疲れていたため免疫が低下していたのか、アレルギーなどで皮膚の角質バリアーが低下していたのかと思われます。

お互いが健康に過ごせるよう日常から管理しておきましょう。

また子猫、子犬や保護ネコ、保護犬を迎え入れる際は、シャンプーを実施することをお勧めします。

花壇の秋

月曜日, 10月 24th, 2022

10月も下旬に差し掛かってきました。いよいよ秋も深まってきております。今年は夏なのか秋なのか境目が判りにくかったようです。

今年は特に植えたわけではないのですが、昨年のこぼれ種からコキアが芽を吹き生長してきました。そして真っ赤に。

よく見ると若いショウリョウバッタが顔を覗かせています。毎年バッタは来ています。コキアは美味しいのでしょう。

夏から隅に咲いているギオンマモリがまだかわいい花を咲かせています。

玄関付近ではナデシコがかわいいピンクの花。

やっと咲いたホトトギス

そしてまだ綺麗な花を保っているアジサイ。

ややこしい世情を少し忘れられる秋の花たちでした。

 

 

ノミ多発!!

木曜日, 9月 8th, 2022

今年の真夏も猛暑が続きましたが、ようやく朝夕は過ごしやすくなりました。熱中症の心配もかなり減りましたがまだまだ心配です。

先週中盤から気になるノミ感染症の症例が数件重なっております。

ようやくノミも蚊もそしてマダニも活動しやすくなっております。適度な湿度、適度な温度がその理由です。

そのため草むらに入ったとき、ノミをたくさん体表面にくっつけて帰宅し、家の中でノミの卵が撒き散らされ、孵化し増殖しておりました。

尻尾を挙げてお尻を覗くとノミが7~8匹一斉に腰のあたり目指して逃げてゆきました。これは大変!!と処置台に移動し看護師さんに抱っこしてもらい薬剤を体表面に決められた量散布したところ、直ちにノミが落下し始め、よく見ると看護師さんの衣服にも動き辛そうなノミがくっついていました。(その後看護師さんの髪の毛にも2匹ほどいたそうです。)

慌ててその子をタオルで包んでから、診察室でお待ちの飼い主様にお返しし、ご説明を続けましたが、その後もノミは落下を続け診察終了後部屋の床を拭いているとノミの死骸が数匹見つかりました。

9月10月はまだまだ気が抜けません。7月8月は暑さが尋常ではなかったため、蚊も少なく、ノミやマダニをくっつけてやってくる子はほぼいませんでした。

これからの季節より一層ご注意ください。

ちなみにノミを見つけても、成虫をつぶしたりしないでガムテープなどに張り付けて廃棄してください。お腹に卵を携えたメスのノミをつぶしますと、卵が周辺に飛び散りましてその後数日で孵化してノミが増えます。あのプチッという音や感触がお好きでつぶしていおられる方も居られるようですが、どうかお止めください。

そして今の季節のうちに絨毯、カーペットから、掃除機や粘着式のロールで付着しているであろうノミの卵やサナギもしくはサナギの抜け殻などを除去し、ノミがいそうなところ(草むら)の散歩は避けてください。

そしてノミ・ダニ駆除剤の投与も忘れずにしましょう。

土曜日の診察時間変更につきましてご報告いたします。

金曜日, 6月 3rd, 2022

いつの頃からでしたか、土曜日の診察時間開始を7:00開始にして参りました。

ご利用頂いている飼い主様からは「助かるわ」「開いてて良かったわ」と言って頂くことが唯一の支えでした。

しかし働き方改革と言われ久しい昨今ですが、私獣医師一人ではできることも限られ、スタッフの方々かいてくれて成り立っております事を考えますと、よく今まで朝7時に来ては仕事に従事してくれたなあとひたすら感謝して居る次第です。

私たちが無理なく、心身とも健康的に、獣医医療に携わることがとても大事だと痛感する今日この頃。一部診察時間の短縮に踏み切ることとなりました。

               9月3日より

           土曜日 7:00~12:00

                 ↓

                9:00~12:00

 

 

大変申し訳ありませんが、どうかご理解賜りますようお願い申し上げます。

今シーズンも待合室は空気の換気に努めます

月曜日, 10月 25th, 2021

気温が低下してまいりました。

それでも待合室はコロナ感染の予防に努めるべく、換気扇の作動、窓を常時開けるなどの対策を取ります。

勿論エアコンによる暖房は実施いたしますが、今までの暖房効果よりはかなり減少です。

恐れ入りますが、皆様方、暖かい格好でご来院くださいますようよろしくお願い致します。

エキノコッカス(寄生虫)

金曜日, 10月 15th, 2021

少し前までは北海道に多い寄生虫と言う認識が強い病気でした。 エキノコッカスに感染したキタキツネが排泄した糞。これが公園の砂場や山野の湧き水・小川を汚染し、砂場で遊んだ子どもがエキノコッカスの卵を砂と共に触り、そして口元へ知らずに運んで消化管へ。また湧き水をハイキングなどの際に飲んでしまい感染。などと言う事例が多発したため、北海道では公園の砂場では子供は基本遊びませんし、野山の湧き水は誰も飲みません。

このような北海道の常識は私たちは知らずに生活してきております。

しかしこのエキノコッカスが最近愛知県の知多半島で見つかってきております。少し前までは関東で確認されたばかり。 恐ろしいほどの速さで西へ移動してきております。 キタキツネだけが運んできているわけではありません。実はネズミを捉えた猫も媒介者の一つ。

 

専門家は警鐘を鳴らしています。

●イヌやネコも運び屋になるし感染もする。

●キャンプが人気を博しているが湧き水や小川の水を生で飲むことは決してしてはいけない。

 

ではエキノコッカスとはどんな病気でしょうか。 感染すると肝臓や肺・脳などに袋状の構造物を作り細胞を破壊してしまいます。 治療は手術で取り除くか、初期なら駆虫薬が効果を出すこともあります。そして病期が遅くなれば姑息的治療しか出来ません。 くれぐれも山や川などでの活動には十分にご注意ください。

過ごしやすくなりました。そして虫たちも活動的になります。

土曜日, 9月 11th, 2021

すっかり朝夕は過ごしやすくなりましたとは言え多少湿度は高いですし、まだ日中は30度前後。

そんなこの数日の夕方、近所のワンちゃん同士で簡易プールを楽しんでいた矢先、ちょっ目を離した隙にコーヒーのミルク容器を飲み込んじゃったと来院。この子は以前から時々異物を食べてしまう子だったのですが、この数年すっかりその行動も影を潜めておりました。しかし・・・・。

この容器は角が尖っており、若干嘔吐させるには問題があり、やむなく内視鏡で摘出しました。無事出てきた異物を見ると咬んで小さくなっていたものの胃から排出され腸を通過して体外に排出されるにはやや難がありそうでした。

結果、内視鏡的摘出が功を奏しました。

そして湿度が高く気温も高いとなると虫たちも元気です。お散歩中に草むらから貰って来たのでしょうか、シャンプー中に見つけたと言って、たくさんのノミを証拠品に持って来られました。上手にティッシュに包んでその上からラップを巻いて。ティッシュ越しに見ると複数のノミらしきものが動いているのが判りました。さすがにこれを開封すると一気に飛び出しそうでしたので、ティッシュの上からノミ駆除剤を噴霧し再びラップでくるんで数分後取り出し、虫の正体を確認しました。紛れもなくノミです。お腹が白く卵を有しているメスも居そうです。

ちなみに卵を擁しているノミを潰すとどうなるかご存じですか?ノミのお腹から卵がその周辺に飛び散り、もしも室内でこの行動を実行されていると部屋中にノミの卵が散乱します。そして気温が高くなってくると孵化して成長し、例え冬場でも室内でノミが元気に跳びます。

くれぐれもノミを見つけても潰さず、出来ましたらガムテープなどに張り付けて飛ばぬよう処理してください。

これからがノミ・マダニ・蚊の活動が活発になる時期です。11月の終わりか12月上旬までノミ・マダニやフィラリア予防は続けてください。

やはりマダニの感染症 SFTSで

火曜日, 8月 24th, 2021

草むらへ肌を露出した格好での侵入はとても危険です。

例え暑くても長袖、長ズボンを備えましょう。

マダニ媒介ウイルス感染症、60代男性が発熱し入院5日後に死亡 : 社会 : ニュース : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

またネコさんのSFTSウィルス感染症報告も増えてきております。くれぐれもネコさんの外出もお控えください。

 

やっと雨が上がりました。しかし・・・

月曜日, 8月 23rd, 2021

ようやく太平洋高気圧が勢力を張りだしてくれたおかげで、前線も大陸側へ移動したようです。お盆からずっと雨続きだった日本列島もようやく晴れ間がのぞいてきました。

しかしこうなりますと日中気温も上昇し、再び猛暑になるようです。

草むらではマダニやノミ、蚊が待っています。また湿った側溝などではマムシが潜んでいることもあります。

これからの数か月、より一層マダニ・ノミの駆除・予防に向かい合ってください。

新型コロナ感染症 現時点での判りやすい?解釈

金曜日, 8月 20th, 2021

TVなどでデルタ株について感染拡大の大きな原因と言われており、次にはラムダ株まで出てきており、今後また新たな株が出て来る事はほぼ間違いないと思われます。実は現時点で既に11種の株が世界中で確認されているようです。

そもそもコロナウィルスは変異を得意とするウィルスで、猫のコロナウィルスに関してワクチンの製造がこんな理由もそこにあると聞いております。

さて話を戻します。

今私たちはワクチン接種を1回目、2回目をコマを進めておられる方が多いです。一方ワクチン接種に不安を抱えておられる方々も居られると思います。

今一度情報を整理してゆく上で判りやすい(私が勝手に思っているだけかもしれません)サイトを見つけました。

諏訪中央病院 玉井道裕医師による「新型コロナウィルス感染症をのりこえるための説明書(デルタ株編)」を掲載します。

deruta.pdf (suwachuo.com)

とても数値がしっかりしていて説得力を感じます。また比較対象も明確ですの、理解しやすく安心感があります。多少、絵が邪魔なところもありますがご愛敬です。

是非ともご一読の上、メディアなどで得た氾濫した情報整理の一助にして頂き、今後の生活の安心感の一つにして頂ければと思います。

 

また抗原検査、PCR検査、抗体検査などの整理にも次の情報を見て頂くと良いかと思います。

pcr.pdf (kato-ootori-clinic.com)

PCR検査と抗原検査と抗体検査の違いって? | 東京ビジネスクリニック (businessclinic.tokyo)

 


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