♪ お知らせ

ノーベル医学・生理学賞2015

月曜日, 10月 5th, 2015

今年のノーベル医学・生理学賞に北里大学特別栄誉教授の大村智先生が受賞されると発表がありました。

この先生は今から40年前に静岡県のゴルフ場の土の中からある放線菌を見つけ、それを使うことで多くの寄生虫を駆除する作用を発見されエバーメクチンと名付けられたのです。

この薬が世の中に出る一歩前に新聞で報じられ、私たち獣医科の学生は大喜びしたものです。

なぜ?世の中が幸せになるから? それもありますが、寄生虫学という学問の試験で駆虫薬を問われれば、大抵の寄生虫に効果があるエバーメクチンは万能の答えができる・・・と喜んだのです。

それから数年後、フィラリア予防のためにそれまでは毎日4月から11月まで投薬していたのが、なんと1ヶ月に一度投薬するだけで予防ができるようになったのもこのエバーメクチンが発見されたお陰です。今ではイベルメクチンという名前で獣医学会にはなくてはならない存在です。

もっとも今回受賞の理由はそれではなく、オンコセルカ症という人の感染症治療・予防に寄与したのが大きな理由です。

その他今でも穿孔疥癬、ニキビダニ、回虫、鉤虫、鞭虫、糞線虫などいろいろな寄生虫に使用されています。

3年前受賞の山中先生は幼少期学園前におられた事もあり身近な存在ではありましたが、今回はまた別に身近に感じたノーベル医学・生理学賞です。

大村先生おめでとうございます。

イヌの食べてはいけない食べ物って

金曜日, 9月 18th, 2015

先日薬を誤食したお話をしました。中毒は怖いって・・・。

今度は私たちの身の回りの食べ物でも注意が必要なお話です。かなり以前にもお話しましたが、改めまして明記されたサイトが紹介されていました。

http://www.lifehacker.jp/2015/09/150902_foods_dogs.html

今一度ご確認を。

まだまだPM2.5

月曜日, 5月 25th, 2015

いつになったら止むのでしょう、PM2.5。

質の悪い燃料などが原因らしいのですが、大抵は5月で収束するそうです。もうしばらくの辛抱でしょう。

PM2.5は2.5μmの大きさですが、具体的には人間の毛髪の1/30、スギ花粉の1/10の大きさだそうです。とても微粒子なんですねえ。

実際にはこれがアレルギーやアトピーを悪化させたり、喘息を悪化させたり、長期にわたる問題としては肺に悪影響を及ぼし呼吸器障害や果ては循環器障害を引き起こすそうです。

この時期鼻水が止まらない、咳がよく出る、結膜が炎症を起こしているなどの症状がある方はマスクをして外出したほうがよろしいのではないでしょうか。

ちなみにタバコにもPM2.5が存在していることが判っています。

レモンの花

金曜日, 5月 8th, 2015

最近は駐車場の花壇にある植物ネタが多いです。やはり春ですから。

今一番いい香りを放っているのはレモンの可憐な白い花です。

近くで深呼吸をすると、甘い香りが漂ってきます。。

これは蕾ですが、これが開くと

多くの花が咲きそうです。

一度そっ嗅いでみてください。

 

連休です。夏日です。

月曜日, 4月 27th, 2015

今年も春の連休・・・ゴールデンウィークに入りました。

毎年これも言い続けておりますが、人がワクワク遊んでいると、動物たちもワクワクソワソワしてしまい、気が付けば大怪我をしていたりするものです。骨折などもこの時期に多い気がします。どうかご注意ください。

そしてこの春の前半はとても気温が低く雨空が続きました。がそれがどうでしょう、今日などは27度まで気温が上昇し夏日です。

こんな時、車の中に犬や猫を置いておくと熱中症になります。

どうかご注意ください。

お陰さまで30周年

日曜日, 4月 26th, 2015

今月でお陰様を持ちまして開院30年目を迎えることができました。

思えば20代後半で両親の援護を受け、一つの動物病院を開院できたことは、贅沢でもあり幸せでもあり不安でもありました。

まだまだフィラリアという病気やダニが媒介するバベシア症などという病気が知れ渡っておらず、ましてや予防が出来るなどご存知な方はほんのひとにぎりの時代でした。

当時はパソコンはなくようやくワードプロセッサー(ワープロ)が出始め、これで説明用の用紙を作ってはお話することが日課でした。

動物病院はと言うと動物の具合がよほど悪くならない限り来院されませんでしたし、死ぬ前に来ればいい・・・くらいの雰囲気もありました。もちろん「血液検査をさせてください。」と申し出ると「血液って赤いの?何が解るの?」と質問されましたし、レントゲン検査も同じくです。

それが今では飼い主様側から血液検査のご依頼は基より、CTやMRI検査についてご質問を受けることも珍しいことではなくなりました。

動物医療の内容や体制もかなり変わりました。飼い主様方の意識や知識も変わりました。

私たち獣医師および動物看護師もより一層努力し、皆様とともに皆様の動物の健康管理に邁進してまいります。

最後になりましたが、信頼を寄せ応援して下さっている飼い主様方、今まで支えてくださった飼い主様、獣医師の諸先輩方や仲間たち、関係者の方々、スタッフの方々、恩師・友人たち。そして今も健在でおります両親と家族、家族である動物たちに感謝します。

 

オウム(キバタンインコ)さん

月曜日, 3月 16th, 2015

先日里親さんを探しておりましたキバタンインコさん。

無事愛鳥家の家に引っ越していきました。

いろいろ方々よりお問い合わせを頂きました。有難うございました。

フィラリア検査の開始です

金曜日, 2月 27th, 2015

今年は昨年より雪も少なく、暖かくなる一方の3月です。

蚊やマダニが出現するシーズンも目前。

蚊といえばフィラリア予防ですが、5月に入れば開始してゆかねばなりません。

3月に入ればそろそろ血液検査を開始する予定です。

おハガキで皆様にはご連絡いたします。

またネコさんのフィラリア予防も開始しましょう。

この絵は京都の寺田で開業されている山口曜先生作です。愛犬のスタンダード・プードルをモデルに描かれました。自転車は彼の自慢のBromptonです。

外で遊んでいると蚊が飛んできて刺しちゃうぞ!というメッセージでしょう。

 

オウムさんの里親を探しております

木曜日, 2月 19th, 2015

(下記のオウムさんは既にご報告致しましたように、無事愛鳥家のもとにお引越しし、とても幸せに過ごしております。)

オウムさんと言ったほうがご理解頂けると思います。

実はオーストラリア原産の大型インコです。本名はキバタンインコ。

食べるものは脂質の多い植物の種です。特にヒマワリの種を常食としていますが、実は他にも栄養素を必要とします。

またお話もできる能力があり、人を楽しませてくれます。

しかし嘴(くちばし)が大きいので、これに挟まれるととても痛いので、取り扱いにはやや注意が必要です。

さて今回、里親を探している太郎くん。実は女の子でして、過去に卵を産んだことがあるそうです。現飼い主様のご家族曰く、太郎子ちゃんと言っておられました。

ところが太郎子ちゃん、ご家族のご事情で飼育を続けることができず、泣く泣く里親様を探しておられます。

太郎子ちゃんのプロフィール:

推定年齢40歳 女の子 現在まで病気したことがなく元気 食事はヒマワリの種が常食

 

どなたかお知り合いの方でキバタンインコの太郎子ちゃんを家族にしてあげても良いよ、という方、もしくはお知り合いで居られましたら是非ともご一報頂けないでしょうか。

よろしくお願いいたします。

 

 

かわいい子猫 里親さん 探してます

金曜日, 1月 23rd, 2015

 

とてもかわいい子猫たちです。

どうかよろしくお願いします。


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