次のポスターがあるところからまわって来ました。

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お知らせしておりました今年の動物フェスティバル in うだアニマルパークが23日盛会のうちに終了しました。天候は晴れ。気持ちいい宇陀の広大な敷地で開催され、常設のドッグランでは誰もケンカすることなく、イヌたちは楽しそうに走り回っていました。
奈良市内からの参加も見かけました。メインプログラムの一つには、夏休みに子供たちが動物の話題を描いた作品の表彰がありました。どの作品もとても上手で(お世辞ではありませんよ)、とてもとても大人でも画けそうにないような絵ばかり。動物に囲まれた真ん中で、女の子が口をあけて笑っている絵がとても印象的でした。ちなみに東登美ヶ丘小学校の生徒の作品でした。(偶然!)
優人くんも奈良市内から参加してくれたその仲間。しっかりとマテ、スワレ、フセができてました。そしてお母さん特製のクッキーをおねだりもしていました。楽しそうでしたよ。ちょっとこの日は疲れたかな?
そんな中、約束どおりのせんと君もやってきており、皆と記念撮影に引っ張りだこでした。特に大人たちのテンションが高かったです。
この催しは毎年行われます。地元の農作物の即売も大人気ですし、新鮮な酪農製品、ミルクやアイスクリーム大好評。機会がありましたら参加してみてください。
参加費、駐車場料。共に無料です。いいでしょ。
皆さんは新しい動物たちを迎えるとき、どのようにして情報を得ておられるのでしょう。本、インターネット、知人から聞く、ペットショップで聞くなどが一般的ではないでしょうか。
日ごろ診察をしていますと、子犬や子猫を連れてこられる際、動物の特性をあまりご存知でないケースに出くわします。
●大きなイヌは散歩時に体力が要ります。力の弱い女性や子供さん、ご高齢の方ではお世話に困るときがあります。時には引っ張られて尻餅をつき、骨折されることもありました。しっかりとした訓練が必要になるでしょう。
●毛の長くなるイヌやネコ、モルモットでは毎日のブラッシングが大切です。小さい頃からブラッシングを優しく丁寧にしてあげると、いくつになっても大人しくブラッシングを受けてくれますし、カットしてしまえば手間はかなり省かれます。
●皮膚のトラブル、例えばアトピー性皮膚炎などの出やすい犬種もあります。アトピーの体質は治りませんが、病気との付き合い方次第で楽になります。
●ウサギやハムスターなどは湿度にとっても弱い動物です。
●フェレットはどこにでも潜り込んでしまい、出て来れなくなったり、何でも咬んでしまうので、腸閉塞がおこりやすかったりします。またホルモン系(内分泌系)の病気がおおいです。
●どの動物もある一定年齢に差し掛かると心臓の疾患に注意しないといけない犬種もいます。またネコでは腎不全が多くなります。
●性格が激しく、アメリカのある州では一般家庭での飼育を禁止している犬種もいます。
と言ったような事を事前に知って家庭に迎え入れるのと知らないのとでは大きな違いがあるのです。可愛いから・・・。これはとっても大切なポイントです。でもそれだけではいけません。もちろん上記の種類だからといって必ず症状が出たり病気が出るわけではないのです。あくまでもDNAを持っている確率が高く、他の種類より発症する傾向が高い・・・ということです。予め知っておくとある一定に年齢に差し掛かったとき、その準備ができますね。
多くの方は既に飼育を始めてからこのようなことを耳にされますが、できればペットショップに行く前に、動物病院やドッグトレーナーやドッグカウンセラーの方に相談されるのも必要ではないでしょうか。少しでも長く、お互いが良いパートナーでいるために知っておかねばならないことはあるのです。
夏は温度、湿度共に高く、ノミ・ダニが多くなることから、ノミアレルギーが多発します。特に今年の夏前半は湿度が高かったため、室内に持ち込まれたノミ、そのノミが産んでしまった卵からどんどん繁殖し、大変な事態になってしまったケースがあります。こうなると大事です。家中の大掃除を決行せねばなりません。放っておくと動物や人の皮膚にトラブルが発生し、完治に時間がかかります。
また高温多湿からハウスダスト、ハウスマイトも増えてしまい、アトピー性皮膚炎の大きな原因になっています。ハウスダストは完全消滅は難しく、各家庭によってその性質は異なるようです。
いずれにせよ、夏は皮膚病のシーズンです。スキンケアーをしてあげることでかなり良い結果を生み出します。是非ご相談ください。
人の子供たちもそうですが、イヌも家族がいつもより大勢いるとはしゃいでしまうものです。人も嬉しそうにしているイヌを見るのは大好き・・・・。しかしそこに落とし穴があります。
いつもはこんなテンションではしゃがないのに・・・・。いつもはこんな所から出て行かないのに・・・・。いつもは・・・・・・・・。
そうです。休日はこの子たちにとってはいつもとは違うのです。ですからいつもと違うテンションで飛び降りたり、いつもは閉まっている庭の扉が開いていてそこから飛び出したりと、ケガをするタイミングが満載なのがこの休日です。
くれぐれもケガにご注意くださいね。
今日のYahooニュースにも出てました。狂犬病!!とっても怖い病気なんです。
皆様は狂犬病と聞いてどのように受け取られるでしょうか。日本ではないんでしょ。確か昭和32年から出てなかったんでは・・・。室内飼育では必要ないんじゃないのですか?という言葉がよく聞かれます。
記憶にも新しいと思いますが、フィリピンで狂犬病罹患犬に数ヶ月前に咬まれ、そのまま帰国。そして発症した京都と横浜で連続した2例がありました。もちろん一命は助かりません。
実は日本がお付き合いしている国々のほとんどが狂犬病発生国です。
また「狂犬病」というふうに「犬」の文字を入れているのは日本と中国だけ。後の国はラブドウィルスが原因であることから英語圏ではレイビィス(Rabies)と呼び、他ではそれに近い発音をしています。実はイヌだけでなく、人を含めた脊椎動物全てが感染する疾患します。
中国では年間3000人以上がこれで亡くなり、これを筆頭にアジア諸国、東南アジア諸国でも毎年死者が出ているのです。
こんな現状から、いつ再び日本に狂犬病が入ってきてもおかしくないですし、感染がパンデミックに移行してもおかしくありません。現在日本での狂犬病予防注射接種率は全国平均4割といわれ、これでは地域の予防は全く出来ません。最低7割の接種率がないと地域を守ることが出来ないと言われております。やはりこの現状は危惧すべきことでしょう。
スヌーピーの4コマ漫画を読んでいると、スヌーピーも動物病院に連れて行かれてRabies shot(狂犬病予防注射)をされるのです。
最近トリミングルーム(美容室)やペットホテル、ドッグランでも混合ワクチンと狂犬病の接種がされていないと利用を断られます。お互いの常識になってきました。
狂犬病予防注射はしっかりと受けておきましょう。
隣にいるイヌやネコの口臭が、最近気になる!食べるとき痛がるようだ!!よだれに血液が混じる!!!などの症状を感じたことがありませんか?
口臭は歯石や歯肉炎の細菌感染によるものですし、痛みや血液が混じるのは正に炎症の症状です。早速治療を要します。
同時にイヌやネコ歯の治療ってどうするのですか?よく聞かれます。
イヌやネコではう歯(虫歯)はあまり見かけませんが、硬いものを咬んでしまって歯が磨り減り、歯の中心部にある血管や神経の管(歯髄)が見えてしまい、とうとう細菌感染を起こしていることがあります。こうなると歯髄をきれいに掃除してあげて詰め物をするのです。
また歯茎(歯肉)と歯の隙間。いわゆる歯周ポケットに感染が起こる歯肉炎や、それがかなり進んで歯根膜炎に至り、とうとう歯層骨炎という歯の土台すなわち顎の骨がボロボロになってしまうことがあります。こうなると痛くて痛くてご飯が食べられなかったり、痛い方の歯を使わずに上手にご飯を食べたりと動物たちも工夫します。
特にネコでは大きな原因もなく口内炎や歯肉炎が発生して、とうとう口を開ける事ができないこともあります。ネコの伝染性免疫不全症候群(FIV:ネコエイズ)も同じような症状になります。
そこで治療となるとかなり大事です。いずれの場合も全身麻酔をかけますし、歯の根っこ(歯根膜)が壊死していれば抜歯するしかありません。ネコの広範囲な口内炎ですと、歯のほとんどを抜いてしまうこともあります。
しかしこれでとりあえず痛みは取り去ることが可能です。エサも数日すると食べることが出来ます。そして日常生活も楽に過ごしてくれるでしょう。
でもやっぱり予防が一番です。
1)日常のプラークコントロール:歯ブラシの習慣性や歯石コントロール用のガムを与える
2)歯石が頑固なら動物病院で取りましょう


左の写真:歯石除去前
右の写真:歯石除去後。しかし既に歯の根っこ(歯根部)が見えてますので、炎症はかなり進行しています。この歯は抜かないといけないでしょう。こうなる前に処置しておきましょう。
出来ることからはじめた方が良いと思いますが、激しい炎症を持っているときには、不適切なブラッシングやガムの投与は逆効果です。できるだけ獣医師と相談された方が良いでしょう。
ノミ・ダニ駆除剤はこの数年、首の背部にたらすタイプのスポット剤が主流です。たまに首輪タイプを希望される方も居られます。
しかしスポット剤もたくさんの種類が出てきましたが、どう違うのでしょうか。
一つはノミ・ダニ・耳ダニ・疥癬・フィラリア・お腹の寄生虫のどれに対応できるか。もう一つは薬が皮膚の血管から吸収するものと、皮膚の表面の皮脂膜に沿って広がっていくものです。
この場では薬品名の記述は控えますが、そのこの症状や環境、必要性に応じて決定することが必要です。
またノミが発見されたので駆除剤をつけたけどまた発見したよ・・・という相談も頂きます。多くの場合はその子の体にいたノミはいなくなっても、周囲すなわち畳の隙間、じゅうたんの折り目、敷物などの潜んでいるノミやノミの幼虫が大きくなって新たに寄生していることを見かけます。敷物やじゅうたんを処分したり、環境内の駆除剤を散布したり環境内のノミを退治するためにはかなりパワーが要ります。
できるだけ水際で防ぎましょう。
6月23日 熱中症の発生がありました。とっても湿度の高い1日でした。お昼過ぎ連絡が入り「うちの子ではないのですが、近くの老齢のゴールデンレトリバーなんです。ガレージにいつもいて、寝たきりになっていたみたいで・・・」
とりあえず流水で体温を下げてもらい、飲むことが出来ればスポーツ飲料を3倍ほどに薄めて与えてもらうことにしました。
体温の下がりすぎも怖いので、39度後半くらいで体温低下の作業を止めていただくようにお願いしました。数時間後「元気になりました。」とのこと。聞くと直腸温を測定しながら実施されたようで、慎重な手当てが功を奏したようです。その後できるだけ飲み水の量を意識して与えていただくようにお願いしました。
その夜、TVで人の高齢者の熱中症が報じられていました。外で作業しているわけでもないのに、エアコンのない部屋で水も飲まず室内にいるだけでも症状は悪化してくのです。注意してください。
ムスカリの球根を掘り起こしました。ムスカリとは地中海原産の草花です。毎年そのまま放置していたのですが、葉の部分がだらしなく延びるので、今年は掘り上げて12月くらいに再度植えようと誓いました。しかし球根の取れた数が半端でなく、バケツに7分目ほどになってしまいましたので、もしこのブログを読んでいただいている方で、ムスカリの球根を植えてみようと思われる方は、どうぞ遠慮なく病院の受付までお申し出ください。「病院ホームページのブログを見たよ!」が合言葉です。来春芽を出すかどうかは判りませんが、毎年必ず勢い良く咲いてくれました。


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