以前にもこの場でご紹介しましたチューリップの芽が、とうとうこの暖かさで地中より出て来ました。
とっても楽しみです。
確か50個くらい植えたような記憶があります。
全てがきれいな花を咲かせてくれれば見ものです。
皆様も見守ってやってください。
反対側の花壇では、一冬過ごしたアジサイが一度は枯れたかのようになりましたが、小さな若い葉を付け始めました。
今年の花は期待できないでしょうが、少しでも大きくなって欲しいものです。
2月に入って積雪がありました。昨日も数時間の間に積もっていき、夕方には10cmほどに。
当院の看護師さんたちの帰宅が心配になりましたので、3時半ごろには帰宅命令を出しました。
その後もどんどん降り積もり、北川獣医師は4輪駆動車に乗って帰るころにはやや凍結もしかけていたようです。
雪は踏みしめられると硬くなり凍りやすくなります。歩道を歩いている人たちも一苦労です。
ならやま大通から病院へ入る道は勾配があるので雪が凍ると駐車場まで進入できません。そこで夜のうちに勾配の厳しいところと歩道の一部を除雪しました。
翌朝幸いにも太陽がでて来て、夜のうちに除雪した箇所からどんどんアスファルトの地面が出て来ました。こうなると安心。
しかし今夜また残った雪が凍るので、しばらくは注意が必要です。
皆様も車の運転と日陰の歩行は十分に注意してください。
カワセミ君と再会です。そして今度はカメラを持っておりました。
日曜日の午後。天気が良いので自転車に乗ってブラリと出かけました。以前カワセミ君のであった衝撃の公園の池では、ぐるりを釣り人がおられ、これではカワセミ君はでて来れないでしょう。早速諦めて平城宮へ。
しかしここはツグミとムクドリが占拠しており、おいしそうに地面の虫を食べていました。
夕方に近づき気温が下がってきたので私は退去する事にしました。しかしどこか「まだ見ることができるかもしれない」という思いが頭を離れず、とある御陵を経由して帰る事にしました。ここは住宅地が隣接しているので多くの方々が通過する道です。
その日も数名の方々か歩いて居られ、邪魔にならないように自転車を走らせていました。
すると「キ~、キ~」と古びた自転車のブレーキに似た声?がしました。もしかしてこれはカ・ワ・セ・ミ?
数m来た道を戻り、とりあえず自転車を止めカメラを出してソッと座る。とすると「ザバッ。キ~キ~」水の飛び込んで木の茂みにまだ止まったようだ。水面に輪っかができている。息を殺して観察開始。心の中では「どうか人やバイクが通りませんように!!」と願いつつ。
すると見えた。光り輝くコバルトブルー。どっちを向いているのだろう。背中から頭部のいろだろうか。
そのうち嘴が確認された。そして向きを替えてくれたので全容が見えた。でも私の手持ちのレンズでは小さくしか見えない。仕方ないか。と数分過ぎたとき、飛び出した。そして手前の石垣に留まった。
また数分経ったとき、再度飛び立った。するとまた近くに来てくれた。興奮するとどうも美味くピントがあいません。
見つけてから見失うまで250枚ほどの写真を撮りました。しかし帰ってからチェックするとどれもピントが合っていません。1枚だけカワセミ君が飛び立つ瞬間を撮れたのがせめてものプレゼント。きっと彼が自分から合わせてくれた様に思います。
この日の帰りはニヤニヤしながら自転車を漕いでいたので、前から来た人はきっと気持ち悪かったでしょう。
環境省花粉観測システム「はなこさん」のHPサイトが1月31日より発信を始めました。いよいよシーズンが参ります。
昨日尿検査をしておりますと、屋外で採取して頂いた尿中に、おそらくスギ花粉ではないかと思われる物質が混入しておりました。
「はなこさん」で調べますと、今日は丁度この地域に僅かながらもスギ花粉が観測されています。
今年の近畿地方では2/15~25あたりが花粉飛散量が増え始めるかもしれないそうです。
気温と飛散開始の関係を調べますと、関西では1月1日から1日の最高気温の積算が400~450度で花粉飛散が起こるとのデータもあります。したがって1月以降の気温が低いとその分積算が遅れて、飛散する予定日も遅れてくるだそうです。おもしろい現象です。
なお通常1日の内で花粉飛散量が多い時間帯は昼過ぎと夕方日が沈んでからのようです。
そろそろ対策を練っておいた方がいいみたいです。
ちなみにバナナとアレルギーの関連を記したサイトも見つけました。ちょっとおもしろいですよ。
学校の同窓会ではなく、20ほど年前この病院で勤めていたスタッフたちとの同窓会です。
いまだに連絡が取れるのも驚きです。
当初再会の事を運んでくれたKさんは、非常に残念ながらインフルエンザ発症のため来ることができません。
残り私を入れて4名で始める事になり、気がつけば5時間くらいが経っていました。
積もる話、今の自分たちの近況、あの時はこうだったああだった。お決まりの内容です。
でも楽しい楽しい時間でした。だって辛いときも楽しいときも一緒にやっていた仲間だったのですから。
Kさん、機会を見て仕切りなおししましょうね。
今月始めは雨模様が続きました。そのあと車の窓やボディは黄砂でいっぱい汚れませんでしたか。
そして16日ごろより周囲ではくしゃみや咳き込む人が増えています。
動物たちも2~3日前より皮膚のかゆみや赤みを訴えてくる症例が増加してきています。どうやらスギ花粉より一足早めのアレルゲンのようです。
はてさて1年中なんらかのアレルゲンに悩まされます。皮膚のケアには十分に注意が必要です。
ケアの仕方は皮膚の状態により様々ですので、獣医師もしくは獣医看護士にご相談ください。
最高気温3度、最低気温マイナス2度という表示を見るとこれ冷蔵庫より低いです。
こうなると道は凍りますので、特に橋や高架の道路を車で走るときは注意しましょう。
また寒くなると車に荷物を積んだり降ろしたりするとき、少しでも短い時間で済ませたくなりますよね。両手でめいっぱい持って家までまっしぐら。すると足元が見えなくなっていませんか?
こんなときイヌやネコが着いてきている事があるのです。そしてそのまま道路にでてしまい事故にあったり、逃走したり。時には踏んでしまったり。または偶然歩いているヒトに飛び掛ったりってこともあります。
そんなときはまず、動物たちを別の部屋に移して扉をしめて、そして荷物をササッと運びましょう。
これは単に老婆心からだけではく、実際この冬起こった事例が数件含まれます。
そして皆々様もご健康にご留意ください。
日曜と成人の日連続でお休みを頂きました。これもスタッフがしっかりとしてくれているからです。
日曜日は奈良県獣医師会 学術委員会主催の研究会参加が目的でした。今回のテーマは心臓疾患です。
昨今は超音波診断装置(エコー)の性能ががとっても良くなったお陰で、心臓内の弁の動きや中の壁の状況がかなり理解できるようになりました。またお薬も使いやすくなって来ています。
昔は心臓病といえば聴診、レントゲン検査、心電図検査を駆使して診断にこぎつけていましたが、現在はこれらに超音波検査が導入され、より一層確かな診断が出来うるようになってきております。本当に素晴らしい装置です。セミナーでも参加者の60%がドップラーが使える超音波診断装置を所持していました。動物病院は設備投資が大変です。
もちろんイヌもネコもフェレットも、フィラリア感染は心臓にとって予防しなければならない寄生虫であることは変わりありません。
前後しますが、この日セミナーの開始は10時からでしたので、少し?早めに会場入りして、近くの奈良公園をカメラ片手に探索して来ました。
早朝の奈良公園は芝生が真っ白。そしてシカたちは悠然とお食事中。
鳥たちもそれぞれの木々にとまって木の実を食べていました。
先日飼い主様とお話をしてたところ、店頭では一般のプレミアムフードは高齢犬用から減って行っているとお聞きしました。
H社の一般用プレミアムフードも高齢犬用として7歳、10歳、13歳とラインアップがあったり、他社もいろいろ工夫を凝らしているみたいです。
やはり高齢動物の比率が急激に増加しているという事でしょう。
もちろん長生きはいいことです。痛くなく、苦しくなく寿命を生きることを目指してゆきたいです。
長生きはして欲しいが、苦しんだり、痛がったりしたところは見たくない。とよく仰います。以前、私はこの台詞について人のエゴだと思いました。見たくない、ではなく痛がらせたくない、苦しませたくない、が正しい表現だと思っていたのです。
しかし今はどちらでもよいから、安心した楽な生活を目指せばよいなあ、と考えます。
獣医学は急激に進歩を遂げ、高度医療も多く取り入れられている現在。動物たちにはとても頼もしい事だとは思います。どんどん新しく本当のことがわかってくるにつれ、老齢動物たちの付き合い方も変わってきました。
Foodがそうであるように、マッサージや歩き方の補助、またはリハビリをしてあげる事により以前より歩く事や活動が活き活きしてくることもわかってきました。
身近にいる動物たちと楽しく生きてゆくために、いろいろ病院ではお話をしております。皆で工夫をしてゆきましょう。
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