本日9月2日より、約2週間の間、病院の建物の壁を撥水塗装作業に入ります。
それに伴い、建物全体に足場を組みますので、いささか厳めしい外装になります。
皆様方には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、診察は通常通り行っております。
尚、駐車場や建物付近では作業実施者の指示に従って下さい。
本日9月2日より、約2週間の間、病院の建物の壁を撥水塗装作業に入ります。
それに伴い、建物全体に足場を組みますので、いささか厳めしい外装になります。
皆様方には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、診察は通常通り行っております。
尚、駐車場や建物付近では作業実施者の指示に従って下さい。
この度環境省は、大規模な災害が起きたときには、飼い主は原則ペットを連れて避難するとしたうえで、日頃から避難に必要な1週間分程度のペットフードや水を備蓄したり、ペットが避難所でほかの避難者に危害を加えないようしつけを行ったりすることなどを求めています。
災害時におけるペット救護ガイドライン (環境省)
とてもページ数が多いですが、一度目を通しておいてください。
ペットは飼育している人にとっては家族ですが、そうでない人にとっては厄介扱いを受けます。
そのような事のないように日頃からクレートトレーニングをしたり、人や他の動物と馴染めるように遊んでおく事をお勧めします。
福島県動物救援本部HPサイトから缶バッチによる募金を見つけました。
いままだ飼い主さんたちの事情で家に帰ることが出来ない犬や猫。
引き取り手が見つからない犬や猫。
まだまだセンターでは手厚く保護されています。
その活動にはやはり資金が必要です。募金や支援金などで賄われているのですが、少し前より缶バッチによるチャリティーを始めたようです。
当院受付で2種類のデザインをそれぞれ10個ずつ置いております。
受付にて1個300円です。
どうか皆様のご協力をお願いいたします。
今年6月にスペインで狂犬病が発生しました。
ある男性が犬を連れてモロッコに滞在中、犬は感染したようで、そのまま知らずにスペインへ連れて帰り4名の子供と一人の大人を咬んでしまったのです。元々攻撃的なピットブルの雑種。そしてワクチン接種をしていなかったのですが、検疫に提出する資料を改ざんし、あたかもワクチンを接種していたように見せかけたのも発覚しました。
スペインでは1975年に撲滅宣言を発表して以来42年ぶりの発生です。国内で撲滅しても海外から簡単に持ち込まれると大変な事になります。
またお隣の国台湾では52年ぶりに今月狂犬病が発生しました。発生源は野生のイタチアナグマ3頭が確認されています。
現在のところ人には影響はでておりませんが、3頭の野生動物が感染しているのであるとすると、他にも感染している脊椎動物はあると予測されます。
台湾は日本、ハワイなどと同じく清浄国として宣言されていましたが、52年ぶりの発生に汚染国として経過を観察しなければならなくなりました。
これらは日本でもあり得る話しです。事実平成18年にフィリピンで犬に咬まれて帰国し、国内で発症した横浜と京都の2人の感染死亡例がありました。
一方外国船が日本に寄航し、そのさい連れてた犬を連れて帰らずに放置していくケースもあります。大陸ではまだまだ狂犬病はあるのです。ですから一見健康そうでもわかりません。
狂犬病は発症するまでの潜伏期間を過ぎなければなかなか感染していると決定できないのです。確定診断を下すには、脳の組織を取り出して病理組織検査をする一方、PCR法でウィルスの遺伝子を検出するのが一般的です。しかし生きながらにして脳の組織を取る事はできません。
WHOの勧告では、地域のワクチン接種率が70%を越えると、地域免疫力が上がり有効であるといわれています。
しかし現在の日本の狂犬病ワクチン接種率はまだまだその域ではなく、もしも外国から入っているととんでもないことになるのではないか、と危惧している専門家も少なくありません。
今日本にない病気だからと安心せず、狂犬病ワクチンの接種に努めてください。
昨日、朝チョウジソウ(丁子草)を食べたといって相談のお電話が夕方にありました。
症状は1回下痢をしたということと、興奮状態が続いているとのことでした。
天候は悪く雨の降る最中でしたが、連れてきて頂くことにしました。
するとやはり平常時より興奮していおりました。また瞳孔も散大。流涎はないのですが興奮のためでしょうか口の粘膜は真っ赤でした。
チョウジソウはアルカロイドという物質を含むため、これらの症状は一致します。
どうやら量はそれほど食べていなさそうですので、生命には関わる心配はないでしょう。しかし飼い主様のご希望で一晩お預かりする事になりました。
血液検査でも異常が認められませんでしたが、やはり軟便・下痢を2回ほど排泄。それには草がたっぷりと含まれておりました。
一晩明けてその子の興奮も冷め遣り、便もかなり形を成してきました。
そして無事午前中に退院の運びとなりました。
植物はいろいろな成分を含んでおりませす。
一度この機会に、皆様のお庭の植物を検索してみられては如何でしょうか。
日本ヒルズ・コルゲート社の調査によりますと、愛犬のダイエット失敗要因は人間のダイエット失敗要因と同じだ!という結果が報告されているそうです。
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000003356.html
そろそろ暑い夏に向かって行くシーズン。外での散歩がしづらくなってくるのに食べる量が同じ・・・・では体重は増加しますよね。
体重増加にご注意ください。
昨年8月にも掲示しましたキシリトールガム。
折あるごとにお話しておりますが、なかなかネギ・タマネギ・チョコレートのように情報が行き渡りません。まだまだ時間がかかるのでしょうが、中毒は待ってくれません。
最近キシリトールガムはボトルで販売されており、取り出し口からガムを取り出すとき、ツルリと指の表面をすべり、床に落下してしまうことがあります。
その時愛犬はチャンスとばかりに足元に駆け寄り、床に落ちたキシリトールガムを飼い主さんより素早いモーションで口に入れてしまいます。
その時「ガムだからいいや」なんて思っていると大変です。数時間で大人しくなり、動けなくなり、病院に運び込まれたときには手遅れ・・・・。というほど激しい低血糖と肝不全が起こっているのです。
キシリトールはご存知だと思いますが、ガムや歯磨きペーストにも含有してあるものが身近にあります。犬はこれを食べてしまう。すると血液中の糖分値が下がり(低血糖)活動性が低下、痙攣を起してしまいます。また量によっては急性肝不全を起したり、肝臓壊死にまでいたる症例もあるようです。もちろん生死に関わる事態です。
通常のキシリトールガムには1粒当たり0.05gのキシリトールが含有されているそうです。
低血糖を起すには体重1kgの犬が0.1gのキシリトール、即ちキシリトールガム2個食べて30~60分経過ないと起しません。(0.1g/kg)
急性肝障害では体重1kgの犬がガム10個食べて8~12時間
肝臓壊死では体重1kgの犬がガム28~40個食べて発症すると言われています。
ただし、他の基礎疾患を持っていて肝臓が弱っている犬ではもっと低用量でも発症するようです。
事実今年のお正月に何気なく見ていたYahooの表紙の隅に、チワワがキシリトールガムを食べて中毒症状を起こし、慌てて救急病院に駆け込んだが・・・。という飼い主さんの悲しいブログがありました。
ネギ・タマネギ、チョコレート、ブドウ・干しブドウに加えてキシリトールガムも注意してあげてください。
5月も終わりになりました。そろそろ気温も高くなり、蒸し暑さが感じられます。毎朝いまいちシャキッとしません。
まだエアコンを絶えず作動させるには早いような気もする気候です。
そこで今年もクールビズとして昨年同様、スタッフ一同手術の際に用いるスクラブシャツというユニフォームに変更させて頂きます。
仕事着にシャツ?って少し抵抗がありましたが、多くの病院でも採用されており、今では市民権も得ているようですのでそこはクールビズでご勘弁ください。
そもそもこのスクラブシャツは、手術前の準備で、茶色い液体のイソジンスクラブという消毒剤入り液体石鹸で術野(手術する部位)そして術者の手指を洗浄するとき、その跳ね返りが衣服に付くと取れませんので、跳ね返ってもいい様に着るシャツだったのです。
もともとは欧米で始まったのでしょう、昔のTV映画「ベン・ケーシー」や少し前のTV「ER」でもおなじみだったと思います。
アメリカ人はファンキーな性格ゆえか、スクラブシャツや手術の帽子、マスクにまで絵を描いてしまいました。
楽しいっていいですね。
今どきのコスチュームです。ここまで来ました。ペット用コスチューム。
http://www.excite.co.jp/News/net_clm/20130424/Gizmodo_201304_post_12157.html
今どきのアミューズメントでは、男達で遊びに行き、目だったことをするのが流行りなのでしょうか。決して豪傑・豪気とは思えない、人様に迷惑をかけるだけの行為を男気と称して間違えた行動にしか見えません。
そんな報道番組中、一般客にその行為をどう思いますか?のインタビューに、なんと以前よく知っていた人が出ておられ大変驚きました。思わずTVに向かって指差しし、無意識でお名前を呼んでしまいました。
で、その方インタビューの答えに一言「大阪の言葉で言う『ドアホ』ですなあ。」
今年は連休につながりが薄く、前半と後半に分かれてしまいました。企業によっては10連休とも聞き、なんともうらやましい限りです。
今日から4連休となります。
それにしても寒い日々が続きます。人も動物達もまだまだ安穏とした気候とは思えません。
老齢、循環器障害などの動物達にはまだまだ日々の健康管理にご注意ください。
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