奈良の動物病院 山尾獣医科病院

安心して、気持ちよく来て頂ける動物病院。そして頼りになる動物病院

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花壇の秋

10月 24th, 2022

10月も下旬に差し掛かってきました。いよいよ秋も深まってきております。今年は夏なのか秋なのか境目が判りにくかったようです。

今年は特に植えたわけではないのですが、昨年のこぼれ種からコキアが芽を吹き生長してきました。そして真っ赤に。

よく見ると若いショウリョウバッタが顔を覗かせています。毎年バッタは来ています。コキアは美味しいのでしょう。

夏から隅に咲いているギオンマモリがまだかわいい花を咲かせています。

玄関付近ではナデシコがかわいいピンクの花。

やっと咲いたホトトギス

そしてまだ綺麗な花を保っているアジサイ。

ややこしい世情を少し忘れられる秋の花たちでした。

 

 

中秋の名月

9月 12th, 2022

猛暑の夏が過ぎようとしております。しかし9月半ばというのに暑い日々が続きます。

1週間ほど前からノミの被害やアレルギー性疾患と思える症例を診る機会が増えております。これも湿度や気温の異常と関連があるやもしれません。

そんな中、10日の夜は綺麗な満月を見上げることができました。適度な風も感じられ気持ちの良い夜でした。

19時10分ごろが月齢として一番満月に近かったそうです。

そして翌日。木星が月に接近してみることが出来ました。前日より空のコンディションは良かったようです。

しかし雲もなく月と星だけでは味気ないので、雲も入れあげることにしました。

ノミ多発!!

9月 8th, 2022

今年の真夏も猛暑が続きましたが、ようやく朝夕は過ごしやすくなりました。熱中症の心配もかなり減りましたがまだまだ心配です。

先週中盤から気になるノミ感染症の症例が数件重なっております。

ようやくノミも蚊もそしてマダニも活動しやすくなっております。適度な湿度、適度な温度がその理由です。

そのため草むらに入ったとき、ノミをたくさん体表面にくっつけて帰宅し、家の中でノミの卵が撒き散らされ、孵化し増殖しておりました。

尻尾を挙げてお尻を覗くとノミが7~8匹一斉に腰のあたり目指して逃げてゆきました。これは大変!!と処置台に移動し看護師さんに抱っこしてもらい薬剤を体表面に決められた量散布したところ、直ちにノミが落下し始め、よく見ると看護師さんの衣服にも動き辛そうなノミがくっついていました。(その後看護師さんの髪の毛にも2匹ほどいたそうです。)

慌ててその子をタオルで包んでから、診察室でお待ちの飼い主様にお返しし、ご説明を続けましたが、その後もノミは落下を続け診察終了後部屋の床を拭いているとノミの死骸が数匹見つかりました。

9月10月はまだまだ気が抜けません。7月8月は暑さが尋常ではなかったため、蚊も少なく、ノミやマダニをくっつけてやってくる子はほぼいませんでした。

これからの季節より一層ご注意ください。

ちなみにノミを見つけても、成虫をつぶしたりしないでガムテープなどに張り付けて廃棄してください。お腹に卵を携えたメスのノミをつぶしますと、卵が周辺に飛び散りましてその後数日で孵化してノミが増えます。あのプチッという音や感触がお好きでつぶしていおられる方も居られるようですが、どうかお止めください。

そして今の季節のうちに絨毯、カーペットから、掃除機や粘着式のロールで付着しているであろうノミの卵やサナギもしくはサナギの抜け殻などを除去し、ノミがいそうなところ(草むら)の散歩は避けてください。

そしてノミ・ダニ駆除剤の投与も忘れずにしましょう。

蒸し暑い夜、それは開花しました

7月 4th, 2022

月下美人が今年も咲きました。

最初は13~14の蕾を付けたのですが、途中で一つまた一つと落下して行き、残ったのが4つ。

そして昨夜8時ごろから徐々に白い花びらが開き始め、香りも少しずつ周囲に漂わせてゆきました。

ついに9時ごろ開花です。いつ遭遇しても感動的な時間。

これがあるから堪りません。

猛暑の中の清涼感

6月 30th, 2022

言いたくはありませんが「暑い」です。クラクラします。時には太陽エネルギーが刺すように痛いです。

学生時代、友人と行った与論島(よろんじま)での太陽がまさに「痛い」でした。とうとう30年かけて奈良が与論島並みの気候になったのでしょうか。

植物たちはそんな中でも生きています。

ナツツバキはそろそろ終盤を迎えていますが、清楚な花を穏やかに咲かせています。

キキョウが一輪、二輪と数を増やして今真っ盛り。こちらも涼やかな色合いが楽しみです。

数日前に13~14個の蕾を付けていた月下美人。あまりにもたくさんの蕾だから間引くべきか悩んでいましたら、自身で蕾をポトリ、ポトリと落として行き、現在3輪の大きな蕾が生長を続けております。この分ですと今夜か明晩が開花かと思われます。

植木鉢の中の環境や、空気中の環境などを考慮し、月下美人が自ら花の数を調整するのですね。

今日も一日太陽の下で開花の準備をしているようです。

梅雨明けそして猛暑 立て簾はじめました~

6月 30th, 2022

6月28日で既に梅雨明けが言い渡されました。今は宣言と言ってはいけないんですよね。

梅雨は僅か14日間だったそうで、これでは農作物や畜産農家は大変です。

それにしてもあまりにもの暑さ。今年は早めに毎年恒例の立て簾を準備しました。朝日が待合室をジリジリと照らし、確実に室温を1~2度は高めているのです。立て簾を始めてから数年が経ちますが、かなり年季が入ってきております。

自宅部分もベランダからの照り返しが強く、ターフを入手し早速張りました。やはり日光の照り返しがかなり減少し、室内の環境は大きく変化しました。これで冷房の設定温度が変わります。

数年前、知人と立ち話中に日傘に入れてくださった時、本当にびっくりしました。こんなに温度が異なるのか!!これだったら男性も恥ずかしがらずに日傘を使用する方がいい!!!と心に決めて、まだ購入しておりません。今年は是非とも近いうちに購入したいと思います。

立て簾やターフ、日傘にしても、太陽エネルギーを遮ると言う単純な構造物だけでかなり快適感を得られることがわかります。

後は実行するのみ。

初夏の花

6月 20th, 2022

今年のハンゲショウは数輪の花を咲かせています。それに伴い葉っぱも白く化粧を設え、虫たちを誘っています。

春から液体肥料を週一回施肥するだけでしっかりと反応してくれました。

ハツツバキも昨年は一輪しか咲かなかったのですが、今年は既に三輪も咲き、まだ蕾が幾つか見られます。

オミナエシは例年通り安定した開花。

ふと4月から外に出してしっかり日光浴を続けておりました月下美人。昨年の秋はやっとつけた蕾でしたが、移動時にポトリと落下。なんとも可哀そうな結末でした。しかし考えればそれだけで落下する蕾は、おそらく開花には至らなかったでしょう。

その月下美人。同じく今年の4月から毎週1回薄めの液体肥料を施肥していると、なんと!なんと!なんと!蕾が現時点で13個!!!!

ビックリしました。今年は月下美人祭りができそうです。祭りじゃ祭りじゃ~。

(半分が落ちても6輪はのこるでしょう。と少し弱気です)

 

 

飛蚊症 VS ブルーフィールド内視現象

6月 18th, 2022

梅雨の合間。駐車場に咲いた祇園守り、シャラノキ、ハンゲショウの花が咲いているのを愛でておりました。

近くの森ではホトトギスが鳴いています。初夏を思わせる梅雨のひと時。気持ちが和みます。

ふとどんよりとした空を見上げると、ヒバリが4羽鳴きながら飛んでいます。

ところが目の焦点をヒバリから曇り空に移したとき、なんだか小さな虫がいっぱい泳いで見えるのです。方向は様々。まるで顕微鏡をのぞいて線虫の集団を見ているようです。

あっ!これが飛蚊症かあ?とうとう網膜の病変が出来たか。

落胆とも納得ともとれる思考がよぎります。

動物の飛蚊症は検証が出来ないので、獣医科領域では日ごろお付き合いしない症状でした。

早速インターネットで調べてみます。え~っと「空をみあげる 飛蚊症?」と案外ベタな検索が良いことも最近知りました。

するとありました。すぐに見つかりました。とある眼科クリニックの先生のブログに。

要約すると、飛蚊症は水晶体(レンズ)と網膜(スクリーン)の間にある硝子体に濁りやコラーゲン繊維の変化した物が浮いていて、その影が網膜に映し出され糸くず様に見える現象だそうです。その為その糸くずを追って見て行くと数本の糸くずは同じ方向に流れてゆくか、追うのを止めると静止しているのだそうです。

また別にブルーフィールド内視現象と言うのがあって、小さな虫のような点が様々な不規則な動きを示すのだとか。これは網膜に走っている血管内を通過する白血球の影が映し出されているそうです。

そうだったんですか。僕は明らかに後者の見え方でした。そう言えば中学高校の頃から見えることがありました。

様々な現象が生体内では起こっているのです。その理由を知ると感心するやら安堵するやら。

 

土曜日の診察時間変更につきましてご報告いたします。

6月 3rd, 2022

いつの頃からでしたか、土曜日の診察時間開始を7:00開始にして参りました。

ご利用頂いている飼い主様からは「助かるわ」「開いてて良かったわ」と言って頂くことが唯一の支えでした。

しかし働き方改革と言われ久しい昨今ですが、私獣医師一人ではできることも限られ、スタッフの方々かいてくれて成り立っております事を考えますと、よく今まで朝7時に来ては仕事に従事してくれたなあとひたすら感謝して居る次第です。

私たちが無理なく、心身とも健康的に、獣医医療に携わることがとても大事だと痛感する今日この頃。一部診察時間の短縮に踏み切ることとなりました。

               9月3日より

           土曜日 7:00~12:00

                 ↓

                9:00~12:00

 

 

大変申し訳ありませんが、どうかご理解賜りますようお願い申し上げます。

ダニ?マダニ?

6月 2nd, 2022

梅雨前の6月。気持ちが良いですね。

休診日の午後、チューリップの球根を土から掘り出し作業をしました。これから数か月涼しいところで過ごさせてやり、また12月に植えようと思います。

僕は作業の間ずっと作業用の「つなぎ」を着てます。そして足元は長靴。目元はターミネータのようなサングラスです。

皮膚を露出しないようにしているのですが、決して美を追求しているのではありません。もちろん直射日光に素肌が晒されるとメラニン色素が増えてシミも増えますし、目から紫外線量が増えますと白内障の発症理由にもなり、また脳が紫外線侵入情報をキャッチすると、皮膚のメラニン色素細胞を活動させ深い部分への紫外線侵入を防がせようとするのです。

しかしそれだけではありません。一番心配なのはマダニです。

マダニはSFTS(重症熱誠血小板減少症候群)ウィルスを媒介する厄介な生物です。SFTSウィルスに感染すると血小板の減少、嘔吐、下痢、発熱、腹部痛、倦怠感などにより、最悪は死に至ります。

マダニのお話をしますと皆さんは「ああアレルギーのハウスマイトの事ですね。コナダニ、ツメダニ、コナヒョウダニでしたっけ」とおっしゃる方がおられます。

そうですよね。ダニと名前が付けばわかりにくいです。しかしマダニとハウスマイトのダニは親戚筋なのですが、かなり系統が異なります。そこで簡単に調べたダニの流れを示しますが、これはほんのごく一部です。私たちの身の回りでよく見かけるものを挙げました。

ダニ目

  アシナガダニ亜目
  トゲダニ亜目
  マダニ亜目 マダニ科(ライム病、日本紅斑熱、ロッキー山紅斑熱、SFTSを媒介)
  ケダニ亜目 ツツガムシ科(ネズミなどを吸血しツツガムシ病を媒介)
        ツメダニ科(他の小さなダニを捕食)
        ニキビダニ科(動物の汗腺に寄生)
        ハダニ科(植物に寄生)
  ササラダニ亜目
  コナダニ亜目 コナダニ科(砂糖や乾物に発生)
         チリダニ科(カーペット、布団、ベッド、枕などに発生)アトピー性皮膚炎の原因
         ヒゼンダニ科(皮膚に穿孔し寄生)

こうしてみますと、私たちの周りではダニからの感染症がとても多く、またダニによる病気の関連も多いことに気づかされます。

怖い病気を予防するには、そもそもが異なるため予防対策もかなり異なることになるのです。

40年ほど前まではマダニ・ノミの駆除と言いますと、毒性の強い散布剤か、動物の首に巻く駆除剤がメインでした。

その後より安全な体への散布式の駆除・予防剤が出てきて、同じ薬剤がスポット剤として動物の首背部に垂らして体全体に行き渡らせる薬剤が主流となり、現在はよりコンプライアンスの良い内服がこれに変わってきています。

しかし予防をいくら実施しても、やはりこの季節草むらに侵入するのは危険です。

君主危うきに近寄らず!!です。

くれぐれもご注意を。


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