梅雨と言いますとシトシト・ジトジトという言葉が代表的です。
しかし今年の雨はそうではありません。激しいですね。
昨日も午後から洪水警報が発令されて、市内の小学校園は忙しそうに下校に追われていました。
昼も過ぎますとやや雨足も弱まって参りましたので、大阪の友人の見舞いに行ってきました。
丁度天王寺を通過するときハルカスが見えました。
ところがテッペンが・・・・。
背高のっぽも重い雲には降参のようです。
昨日、朝チョウジソウ(丁子草)を食べたといって相談のお電話が夕方にありました。
症状は1回下痢をしたということと、興奮状態が続いているとのことでした。
天候は悪く雨の降る最中でしたが、連れてきて頂くことにしました。
するとやはり平常時より興奮していおりました。また瞳孔も散大。流涎はないのですが興奮のためでしょうか口の粘膜は真っ赤でした。
チョウジソウはアルカロイドという物質を含むため、これらの症状は一致します。
どうやら量はそれほど食べていなさそうですので、生命には関わる心配はないでしょう。しかし飼い主様のご希望で一晩お預かりする事になりました。
血液検査でも異常が認められませんでしたが、やはり軟便・下痢を2回ほど排泄。それには草がたっぷりと含まれておりました。
一晩明けてその子の興奮も冷め遣り、便もかなり形を成してきました。
そして無事午前中に退院の運びとなりました。
植物はいろいろな成分を含んでおりませす。
一度この機会に、皆様のお庭の植物を検索してみられては如何でしょうか。
今日からしばらくは雨模様との事。
朝から植物達のご機嫌伺いです。今朝もズッキーニが成長しておりましたので、1本収穫させてもらいました。少し早めに採ってあげないと後の収穫ができません。これで5本目。
ズッキーニの栽培は今年が初めてです。全く癖がなく、大抵の料理にあいます。
またカリウムが豊富ですので夏にはもってこい。βカロテン、ビタミンCも豊富ですからアンチエイジングにもいいです。まさに真夏の食材です。
最近メスの花が咲かずに枯れてしまいます。どうしてか判りません。
もしかしたら土が減ってグラグラしているからでしょうか。土を増やして支柱も立ててあげました。
これで安心して伸びてくれるでしょう。しばらく観察です。
ズッキーニのへたはどんな形をしているでしょうか。
星型なんですね。何本収穫しても星型です。生物学的に意味があるのでしょうか。
夏前は植物の息吹が盛んです。
ミニトマト
フウセンカズラ
エダマメ
今年もキンギョソウが花を咲かせてくれました。きっと昨年の花の種が落ちて発芽したのでしょう。
アジサイも花が終わりなので切り戻していますと、裏に何かの双葉が・・・。
これも去年ここで咲いていたアサガオでしょう。きっと種が落ちて冬を越して芽を出したに違いありません。こうなると成長するのを見守りたくなります。
生物の成長は見ていて楽しいものです。
日本ヒルズ・コルゲート社の調査によりますと、愛犬のダイエット失敗要因は人間のダイエット失敗要因と同じだ!という結果が報告されているそうです。
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000003356.html
そろそろ暑い夏に向かって行くシーズン。外での散歩がしづらくなってくるのに食べる量が同じ・・・・では体重は増加しますよね。
体重増加にご注意ください。
昨年8月にも掲示しましたキシリトールガム。
折あるごとにお話しておりますが、なかなかネギ・タマネギ・チョコレートのように情報が行き渡りません。まだまだ時間がかかるのでしょうが、中毒は待ってくれません。
最近キシリトールガムはボトルで販売されており、取り出し口からガムを取り出すとき、ツルリと指の表面をすべり、床に落下してしまうことがあります。
その時愛犬はチャンスとばかりに足元に駆け寄り、床に落ちたキシリトールガムを飼い主さんより素早いモーションで口に入れてしまいます。
その時「ガムだからいいや」なんて思っていると大変です。数時間で大人しくなり、動けなくなり、病院に運び込まれたときには手遅れ・・・・。というほど激しい低血糖と肝不全が起こっているのです。
キシリトールはご存知だと思いますが、ガムや歯磨きペーストにも含有してあるものが身近にあります。犬はこれを食べてしまう。すると血液中の糖分値が下がり(低血糖)活動性が低下、痙攣を起してしまいます。また量によっては急性肝不全を起したり、肝臓壊死にまでいたる症例もあるようです。もちろん生死に関わる事態です。
通常のキシリトールガムには1粒当たり0.05gのキシリトールが含有されているそうです。
低血糖を起すには体重1kgの犬が0.1gのキシリトール、即ちキシリトールガム2個食べて30~60分経過ないと起しません。(0.1g/kg)
急性肝障害では体重1kgの犬がガム10個食べて8~12時間
肝臓壊死では体重1kgの犬がガム28~40個食べて発症すると言われています。
ただし、他の基礎疾患を持っていて肝臓が弱っている犬ではもっと低用量でも発症するようです。
事実今年のお正月に何気なく見ていたYahooの表紙の隅に、チワワがキシリトールガムを食べて中毒症状を起こし、慌てて救急病院に駆け込んだが・・・。という飼い主さんの悲しいブログがありました。
ネギ・タマネギ、チョコレート、ブドウ・干しブドウに加えてキシリトールガムも注意してあげてください。
昨年の6月6日に休診日を水曜日に設定させていただき、昨日で1年が経ちました。
皆様方にはご不自由をお掛けしております。
一方、お陰さまで日々自らの心身の健康管理に役立てさせて頂いております。
時には困難な手術を割り当てたり、小学校の生活科授業に出張したりと完全なお休みではありませんが、これも当初からの予定通りですので気になりません。
まだ20~30代の頃は仕事に振り回されていたなあと反省するばかり。時間は作るもんだ!と一般には言われていましたが、判っていても自らのコントロールが利かない毎日でした。
年齢を重ねるとはマイナスのイメージが強かったのですが、近頃、そうだったのか~!と思えることが多々見つかり、歳を重ねることの楽しさ、自らのコントロールの可能性を感じております。
これを若い人に教えるのはもったいないし・・・、きっと話しても理解してもらえないでしょうし、まあ経験して行って始めて判るんでしょうね。私もそうでした。
いや~、意義ある時間を多く過ごして行きたいものです。
先日のゴルフボールみたいなキノコも成長しました。
やっぱりキノコです。さて名前はなんていうのでしょうね。
調べたところではオオシロカラカサタケというキノコのようですが、キノコは難しいので定かではありません。
もしもそうなら有毒のキノコです。
症状は悪寒、発熱、腹痛、下痢、嘔吐だそうです。早速除去しました。
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