奈良の動物病院 山尾獣医科病院

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心臓が悪くなったら

病気の症状により段階があります。

NYHA(ニューヨーク心臓病協会)の分類のよりますと

Ⅰ期 症状なし(心雑音のみ)。運動制限は必要なし。

Ⅱ期 安静時は無症状。運動により症状が発現。軽度の運動制限が必要。

Ⅲ期 安静時は無症状。普段の活動で症状が発現。運動制限が必要。

Ⅳ期 安静時でも症状が発現。絶対安静が必要。

といった具合です。これはあくまでも分類上の目安です。

Ⅰ期・Ⅱ期で発見されると食事管理で進行がかなり抑制できることが判っています。

軽度なナトリウム制限やDHA/EPA(必須脂肪酸)の摂取が大切になります。

ナトリウムの制限はまさに病気の段階によって変わります。

薬剤投与は必要になります。

食事管理はとても重要です。早期に気付くことでその後の生活が楽になり、お薬も少なくなる場合も多いのです。

できるだけ早い段階で食事の変更を一緒に考えていきましょう。

ちなみに体重を落とすための食事ではナトリウムが高いものもあります。

食事による体重管理や消化器障害、心疾患、腎疾患などは必ず獣医師や看護師と相談の上決定してゆきましょう。

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