奈良の動物病院 山尾獣医科病院

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腎臓病が見つかったら・・・

健康診断の血液検査や尿検査を実施すると意外と多い腎不全。

そう言えば飲み水の量が多い、尿量も多い。そんな事はありませんか。これは腎不全のサインでもあります。(腎不全だけではありませんが、何らかの病気を意味する症状です。)

腎臓病が見つかるととてもショックです。6歳くらいでも見つかることがあります。

重度な腎不全ですと食事もとれないし嘔吐が頻回。痩せてきてしまうし、筋肉が落ちると運動や散歩もままなりません。

ところが例え腎不全が見つかっても初期(できれば血液検査で尿素窒素BUNやクレアチニンに変動が出ていない段階)ならば、早期の食事管理でその後の生活の質(クオリティー)も保てて、生存期間もとても長くなることが判っています。

現在の研究では早期に療養食にした場合としなかった場合では1.5~2倍の生存期間の差があると報告されています。すごい差ですね。

そのポイントは低リン・低蛋白です。

そもそもHill’sというフードメーカーは、盲導犬の腎不全をなんとか治療しようと奮闘努力したモーリス博士が、食事による効果を見出し発足した会社です。とても腎不全に対する歴史は長いのです。

しかし老齢だからと言う理由だけでリンを激しく制限した食事は、低リン血症を引き起こし、かえって病気になってしまいます。そこはしっかりと調べてからにしなければなりません。

どんな病気の食べ物でもそうですが、必ず正確なアドバイスのもと、継続か変更を視野に入れていく必要があります。

また途中で異なる治療が必要なステージが訪れますので、必ず獣医師と相談をして行きましょう。

まずは6歳以上の子達は血液検査と尿検査を受けましょう。

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