♪ 院長のココロなのだ!

満月の翌日に

土曜日, 10月 19th, 2024

10月17日20:27ごろは最高の満月(だったはず)。2024年のうちで一番明るく大きなお月様・・・ところが生憎の曇り空。いつまで経っても曇りぞら。分厚い雲に覆われていました。

この数週間、忙しさのため心の余裕を少々失くしていたもので、この日の満月はとても待ち遠しいものでした。

しかしそれを知ってか知らずか、育てている月下美人の蕾が急に生長し、しかも一気に5つも。今までで最高の数です。さていつ咲くのやらと心待ちにしておりましたところに満月の夜。期待は大きく膨らみました。いい子です。

翌日18日、夜に1輪開花。後の4輪はまだ蕾のままです。どうやら19日に持ち越しのようです。とても綺麗ないつも通りの強い香りと豪華な花。アドレナリンは爆発です。

しかもこの夜の月は満月にも劣らないほどの見事さ。月齢は98.6%。素人が見たら絶対にこれ満月だぁと思えます。

夕飯を済ませてからベランダに月下美人を持ち出してお花と一緒にお月見としゃれこみました。

 

満月のように見えます。これは満月ですよね。

これが本当の月下美人(これが言いたかっただけです)。

軽く懐中電灯を当ててみてます。決して月明かりだけではありません。念のため。

月下美人が咲きました

金曜日, 9月 13th, 2024

昨夜月下美人が2輪咲きました。つい7月にも咲いたばかりでしたが。

徐々に大きくなってくる蕾に期待も膨らみ、夜に近づくにつれて蕾の先端が開くと、いよいよ今夜だなと待ち構えます。

そして香りも少し漂い始めると同時に、10分間隔で開花が進み、とても素晴らしい花が開きます。

その頃になると香りもピークに達して、時には頭が痛くなるほど甘い香りが充満。これで遠くの虫もおびき寄せているのでしょう。

白い花を引き立たせるために壁を黒くしてみました。

一度鑑賞会をしてみたいです。

 

台風10号

木曜日, 8月 29th, 2024

かなり遅い速度で迷走しております台風10号。初めの予想では27日(火)から28日(水)にかけて近畿に影響を与えていたはずでした。

天気図の説明をいろいろ聞いておりますとかなり面白いもので、偏西風、形を変える太平洋高気圧、寒冷渦などが一つの台風に影響を与えルートを変えてしまう様は興味がそそられます。

29日朝の予想では紀伊水道の南側からいきなり京都に向かって斜めに上昇し、そして長野方面へ抜けていく様子が描かれていました。

まるで数学の√のようで、さぞかし今回の台風さんは数学がおできになるのかと思いました。

ともあれパワーの大きな台風のようです。皆様方くれぐれもご注意ください。

当院は31日、1日と診察時間におきまして院長は待機しておりますが、スタッフさんは風雨の様子により、出勤できない事も予想されます。その際は診察や受付業務に多少の滞りが発生するかもしれません。どうかご理解ください。

また台風の被害が少しでも少ない事を祈念しております。

廬舎那仏のお身ぬぐい

金曜日, 8月 9th, 2024

奈良に住んで60年弱となりました。若いころは仏教的行事や神事など全く興味がありませんでしたが、この数年この目で見てみたい・・・と言う意欲が旺盛になり、休診日ができますと家内を連れていそいそと出かけることが増えました。

ただ見るだけではなく、その背景にあるストーリーが面白く、ついでに歴史なんかにも触れられると賢くなった気がしてしまいます。

しかし地元の行事は「まあまた行けばいいでしょ」となかなか足を運んで来なかったせいで、東大寺廬舎那仏のお身ぬぐいは拝見したことがありませんでした。

丁度今年は水曜日と合致しましたので、早朝東大寺に向かいました。

開始は7時。一般観覧者は7時半からの入堂が許されます。そこで少し早めに受付前に行って待つことに。今回は風景写真家の友人Hくんと。彼の撮影した二月堂のお水取りの素晴らしい写真は本当に素晴らしい写真で、プロ写真家も舌を巻いてしまったくらいです。

実は並んで開門を待っておりましたところ、いろいろとご縁があるK様にお会いしました。K様はお身ぬぐいに従事されるため白装束でお見えになっておられ、お声がけ頂きましたが最初は全くどなたか判らず失礼の限りでした。驚きと失念の中でひたすら畏敬を感じました。

そんな私の気持ちはどこへやら。空は青く晴れ、雲は夏らしい雲。でも暑さは7月のそれとは少し変化しいます。

7時半に大仏殿に入ると蓮華座や手の上、

螺髪の上には白い手拭いで頭を覆い、白装束に草鞋を履いた方々が既に大きなハタキや箒で掃除を始めておられました。

周囲の空間では埃がいっぱい充満しており、これは大変な作業なんだと実感。

しばらくしますと天井から吊り下げられた西、中、東と書かれた籠のゴンドラに乗り、廬舎那仏のお顔から胸やお腹の辺りの掃除も続きます。

一通り終わると時間は9時前。廬舎那仏もスッキリとされたご様子。15日には観相窓が開きこちらをしっかりとお守りくださるでしょう。

それらが終わると大仏殿周囲では放水訓練がありました。

これで奈良に住んでいて自慢できることがまた一つ増えました。

蓮の花

月曜日, 7月 1st, 2024

この時期なりますとハスの花を見かけます。お寺では鉢に栽培しておられるところもありますね。

友人がハスの花を見に連れて行ってくれました。

可憐なピンク色の花びら。真ん中には黄色い花托。周囲の緑の葉っぱ。どれが欠けてもいけません。

開きかけの花もまた綺麗です。気のせいかピンク色がやや濃いように思えました。

とそこへミツバチでしょうか。ブンブンと集まってきました。

両足に花粉を集めた花粉荷といわれる団子が付いています。さぞ美味しいことでしょう。

ほ~ほ~ほ~たる来い!

月曜日, 7月 1st, 2024

もう過ぎてしまいましたが、6月半ばに友人にホタルを見に連れて行ってもらいました。

なかなか思い通りに飛んでくれません。

まだ周囲が明るいうちにカメラをセットして、夕暮れが近づくころにはシャッターを切っていました。

ホタルが飛ぶ環境は他の動物たちにも良い環境で、草むらに入るとマムシもいるようです。

とても綺麗なホタルの観察が出来ました。

梅雨の花壇

月曜日, 7月 1st, 2024

6月下旬にようやく梅雨入りしました。最近の梅雨と言えば、とても雨脚が強く、時には危険を感じる事さえあります。

この数日はようやく梅雨らしいとでも言うのでしょうか、ジメジメしたシトシト雨に出会うと、なんだかホッとします。

花壇を見ますと日陰ではアジサイが

秋に賑やかだったコキアのこぼれ種が生長した姿や

鮮やかな黄色いオミナエシ

夏を実感できるキキョウ

風に揺られていい香りを漂わせているシマトネリコの白い花

もうひとつ夏と言えばギオンマモリ

その根元では月下美人が花芽を10個以上も付けていました。

楽しみを見つけられた梅雨のある日でした。

花壇に足跡が・・・

土曜日, 2月 17th, 2024

節分が過ぎますとすっかり空気感が変わりました。朝夕はさすがにまだまだ冬のそれですが、日中には春めいた温度にまったりとしてしまいます。

3年ほど前、富山のチューリップ農家から球根を購入し綺麗に咲いてくれました。開花後掘り上げて日陰にて過ごさせ、冬に植えて春には栄養をしっかりと与えながら球根を太らせました。その年も掘り上げてから冬に植えての繰り返しにて今年も開花を待つばかりです。

ところが最近球根を植えた花壇に幾度か人や犬の足跡を見つけてしまいました。

か、か、悲しい・・・。

土が柔らかく動物は排泄に好む場所でもあります。が、花壇はお花や植物のお家です。

間違えて踏まないで下さい。

寒くなりました

金曜日, 12月 22nd, 2023

年末は何があってもやって来ます。

しかもつい先日まで日中最高気温が20度もあったのですが、それが6度・・・。これでは体を壊してしまいます。

数日前、黄砂が大陸より飛んできた日。お腹を壊してくる子が多かったです。

また年末は大掃除の時期でもあります。この時、玄関や門を開けて作業をすることもありますが、そこには危険が!!

動物の脱走です。

ご家族が忙しそうに出たり入ったり。誰も構ってくれません。そんな時屋外に出る事が自由にできるチャンスを見逃すはずもなく、元気に外に飛び出てしまう事があります。

すると道路では車が速度を上げて走っており、あっという間に事故に巻き込まれてしまうのです。

考えただけでもゾッとします。

皆さんのチョットした注意で防ぐことが出来ます。どうか十二分にご注意の上作業にかかってください。

10月の夜空

火曜日, 10月 3rd, 2023

すっかり秋の空気になりました。朝夕は長袖が恋しくなる事も多々あります。

先日は満月と中秋の名月が重なりました。月は出はじめと沈み始めが大きいと聞きましたので、東の空から出たところを狙いました。少し横長に見えます。

昇ってきたお月様。この時点で99%の満月らしいです。

翌朝早朝。

雲の合間に見えました。

その翌々日のお月様は欠けていましたが、夜空の透明感は一層すっきりとしておりました。

とても綺麗にクレーターが見えます。教科書的なお月様です。

ふと月の右斜め下をみると明るい星に気づきました。どうやら木星らしいです。700mmの超望遠レンズで覗くと、木星の赤道の延長線には4つの小さな星が見えました。どうやら衛星のようです。感動しました。こんな世界を見ることが出来るなんて。

ついでに土星を探しますと、東の空にどうやらそれと思しき星が。しかし拡大しても例の輪っかは見えません。1200mmほどのレンズが最低でもいるそうです。

取り敢えず撮影してパソコンで拡大しますと、なんとも輪っかの部分が飛び出しているようなそれが見えました。

土星は斜めに傾いておりますが、なんとなく輪っかの両端っこが見えませんか?

夜空は面白いですねぇ。


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