4月よりご利用いただいておりました日曜日を全日休診、そして平日診察の終了時間を30分短縮としており、大変申し訳ありません。
勤務してい頂いておりますスタッフさんが足りず、このままでは続けて勤務して頂いている方に負担がかかりすぐるための苦肉の策です。引き続き新しい方を募集しておりますので、軌道に乗りましたら再開する予定です。
そんな心中を察してか知らずか。駐車場の花たちが気持ちよく開花しております。
秋になると葉っぱが真っ赤に染まるドウダンツツジの可憐な花。スズランにも似ています。
先日体重25kgほどのアフガンハウンドさんが、握りこぶし大のぬいぐるみを呑み込んでしまいました。
またその数日後体重1.8kgのチワワさんが玉葱の芯のあたりをひとかけら。
12月は何かと気ぜわしく、つい・・・気を抜いてしまいがちです。飼い主さんが他の事に気を取られていると、動物たちは寂しさのあまり、何にでもくらいついて遊びたがります。
2例とも無事催吐剤で吐き出してくれました。年末に摘出手術になったり、長期の療養になったりせずまずは一安心。
また病院に到着し車の扉を開けた瞬間逃げ出したトイプードルさん。車内でキャリングケースに入れておられなかったのと、首付近に皮膚疾患があったため、首輪を外しておられたのがあだとなったようです。この子は大通りの歩道まで走って行き、無事呼び戻され確保されました。
ですが、このような事例はいつでもどこでも形を変えてでもやって来ます。
くれぐれもこの子たちを守るのは皆様方ご家族です。十二分にお気を付けください。
ふとYahooニュースを何気なくみておりましたら次の表題が目に飛び込みました。
「仕事から帰宅すると亡くなっていた」 「クリパの翌日に」死んだ愛猫の腸内にあった異物 イヌや鳥も…年末年始にペットの死が多い理由(東洋経済オンライン) – Yahoo!ニュース
11月となりました。しかし台風は来るは、まだ真夏日は続くはでこれから毎年このような気候なんでしょう。
自然はそれに対応し、本来ハワイで獲れる魚(マヒマヒ)が宮城県沖で豊漁となったと報道されています。
当院の玄関前で育てている草花にも変化がありました。
いつもなら8月から9月くらいまでに開花して、秋には花など咲かないはずのホトトギスやナデシコがつい先日開花しました。
真夏には水を切らさないよう心掛けていましたが、あの暑さ。咲かないのかな?と案じておったところでした。
まだしばらくは蕾もあることなので、数輪は咲いてくれそうです。
今週はかなり冷え込むとお天気の予報では言っていましたが、来週にはまた上昇するらしく一体どうなる事やらです。
皆様もお身体に触りませんようお過ごしください。
10月17日20:27ごろは最高の満月(だったはず)。2024年のうちで一番明るく大きなお月様・・・ところが生憎の曇り空。いつまで経っても曇りぞら。分厚い雲に覆われていました。
この数週間、忙しさのため心の余裕を少々失くしていたもので、この日の満月はとても待ち遠しいものでした。
しかしそれを知ってか知らずか、育てている月下美人の蕾が急に生長し、しかも一気に5つも。今までで最高の数です。さていつ咲くのやらと心待ちにしておりましたところに満月の夜。期待は大きく膨らみました。いい子です。
翌日18日、夜に1輪開花。後の4輪はまだ蕾のままです。どうやら19日に持ち越しのようです。とても綺麗ないつも通りの強い香りと豪華な花。アドレナリンは爆発です。
しかもこの夜の月は満月にも劣らないほどの見事さ。月齢は98.6%。素人が見たら絶対にこれ満月だぁと思えます。
夕飯を済ませてからベランダに月下美人を持ち出してお花と一緒にお月見としゃれこみました。
満月のように見えます。これは満月ですよね。
これが本当の月下美人(これが言いたかっただけです)。
軽く懐中電灯を当ててみてます。決して月明かりだけではありません。念のため。
かなり遅い速度で迷走しております台風10号。初めの予想では27日(火)から28日(水)にかけて近畿に影響を与えていたはずでした。
天気図の説明をいろいろ聞いておりますとかなり面白いもので、偏西風、形を変える太平洋高気圧、寒冷渦などが一つの台風に影響を与えルートを変えてしまう様は興味がそそられます。
29日朝の予想では紀伊水道の南側からいきなり京都に向かって斜めに上昇し、そして長野方面へ抜けていく様子が描かれていました。
まるで数学の√のようで、さぞかし今回の台風さんは数学がおできになるのかと思いました。
ともあれパワーの大きな台風のようです。皆様方くれぐれもご注意ください。
当院は31日、1日と診察時間におきまして院長は待機しておりますが、スタッフさんは風雨の様子により、出勤できない事も予想されます。その際は診察や受付業務に多少の滞りが発生するかもしれません。どうかご理解ください。
また台風の被害が少しでも少ない事を祈念しております。
奈良に住んで60年弱となりました。若いころは仏教的行事や神事など全く興味がありませんでしたが、この数年この目で見てみたい・・・と言う意欲が旺盛になり、休診日ができますと家内を連れていそいそと出かけることが増えました。
ただ見るだけではなく、その背景にあるストーリーが面白く、ついでに歴史なんかにも触れられると賢くなった気がしてしまいます。
しかし地元の行事は「まあまた行けばいいでしょ」となかなか足を運んで来なかったせいで、東大寺廬舎那仏のお身ぬぐいは拝見したことがありませんでした。
丁度今年は水曜日と合致しましたので、早朝東大寺に向かいました。
開始は7時。一般観覧者は7時半からの入堂が許されます。そこで少し早めに受付前に行って待つことに。今回は風景写真家の友人Hくんと。彼の撮影した二月堂のお水取りの素晴らしい写真は本当に素晴らしい写真で、プロ写真家も舌を巻いてしまったくらいです。
実は並んで開門を待っておりましたところ、いろいろとご縁があるK様にお会いしました。K様はお身ぬぐいに従事されるため白装束でお見えになっておられ、お声がけ頂きましたが最初は全くどなたか判らず失礼の限りでした。驚きと失念の中でひたすら畏敬を感じました。
そんな私の気持ちはどこへやら。空は青く晴れ、雲は夏らしい雲。でも暑さは7月のそれとは少し変化しいます。
7時半に大仏殿に入ると蓮華座や手の上、
螺髪の上には白い手拭いで頭を覆い、白装束に草鞋を履いた方々が既に大きなハタキや箒で掃除を始めておられました。
周囲の空間では埃がいっぱい充満しており、これは大変な作業なんだと実感。
しばらくしますと天井から吊り下げられた西、中、東と書かれた籠のゴンドラに乗り、廬舎那仏のお顔から胸やお腹の辺りの掃除も続きます。
一通り終わると時間は9時前。廬舎那仏もスッキリとされたご様子。15日には観相窓が開きこちらをしっかりとお守りくださるでしょう。
それらが終わると大仏殿周囲では放水訓練がありました。
これで奈良に住んでいて自慢できることがまた一つ増えました。
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