朝早くから花壇を観察しました。
まだまだ実が成るトマト。やはりもぎたては美味しいです。皮は硬いのですがとっても甘くて香りがトマトそのものです。
ナデシコは2代目です。綺麗に咲いてくれました。
フウセンカズラの小さな小さな白い花に、毎日ハチがやってきます。
今日も花に顔をうずめてお食事中でした。
まだまだ暑い日が続きます。
皆様お体にご留意ください。
ここ2週間ほどの間にメロンを食した後、瞼や唇が腫れて来たといって来院されるケースが重なりました。
あきらかにメロンを食べた後の反応ですので、食事性アレルギーそのものです。
バラ科の果実であるリンゴ、モモ、ナシ、イチゴ、サクランボ
ウリ科の果実であるメロン、スイカ、キュウリ
バナナ、ジャガイモ
などでアレルギーがでることがあります。実は厳密には仮性アレルゲンといわれます。
通常アレルギー反応がでるとヒスタミン、ロイコトリエン、セロトニンという物質が体の中の細胞から飛び出し、そのために痒くなったり腫れたりするのです。
上記の食べ物はヒスタミンを多く含んでいるので、アレルギー時と同じ反応が出てしまうのです。
食べると喉がいがらっぽくなって咳がでたり、唇や顔面が腫れてきたり、時には嘔吐や下痢が出ることもあります。
本来アレルギー性体質がある場合は、これらの食べ物でより悪化することがあります。
一度上記の食べ物で反応が出た場合、その食材には十二分に注意してください。
また果実のアレルギーがある場合、人ではラテックス(ゴム)にも反応が出やすいそうです。
人の場合ですが
スギ花粉、ヒノキ花粉→トマト
シラカバ花粉→バラ科【リンゴ、モモ、サクランボ、ナシ、イチゴ、ウメなど】
キウイ、ニンジン、セロリ、クルミ
ブタクサ→スイカ、メロン、キュウリ、バナナ
カモガヤ→メロン、オレンジ、トマト、バナナ、セロリ、ジャガイモ
ヨモギ→リンゴ、キウイ、ニンジン、セロリ
これらにも交差反応するそうです。動物ではまだ明確に立証されていないようです。でも注意かが必要ですね。
夏が一番似合う花・・・。やはりヒマワリですよね。
この黄色を見るとなんだか元気が出てきます。
そして今年初めて育てたエダマメ。
すっかり茹で上げられて美味しく頂きました。
エダマメって採ってすぐに茹でるといいと聞きました。するとふっくらとしてました。
自分で作った作物を頂くのは格別です。
連作が難しいそうですので来年はマメ科植物は作ることが出来ませんが、またいずれ作ってみたい作物でした。
今年はお知り合いから種を譲り受けたのでフウセンカズラも蒔いてみました。
もうすっかり種も出来てきたようです。
花壇をいじっていると中から住人がこちらを見ています。
全長3cmほどの小さなカマキリですが、すっかりと大人びた顔をしてこちらを睨んでいました。
まだまだ夏は続きます。
雨が良く降る夏の中盤です。
しかしいよいよ梅雨前線も消滅すると予測され、真夏がやってくるようです。
今年はアサガオの「行灯仕立て」をやってみました。とは言いましてもどうってことないのですが、フェンスやネットに這わせる育て方にあわせて、倉庫で見つけたプラスチック製の枠を利用してみました。
縦簾を出して朝顔と並べると・・・何と言うことでしょう、日本の夏が出来上がりです。
駐車場でも2箇所ネットに這わせて成育中です。夏はアサガオです。
そして遅ればせでヒマワリも。やっぱり栽培してしまいました。夏ですから。
そして今年お寺で拝見したハンゲショウ。近くの園芸屋さんでみつけました。
しかし日当たりのよい湿りっぽいところでしか栽培できませんので、池やビオトープでも作ろうかなあと考えていたのですが、ビックスでブラブラしながら考えているうちにこんなのが出来ました。水を張った小さな水練鉢の底に石を敷き、植木鉢が沈まないようにしてあります。
背景がブロックのままですから貧弱ですが、そのうち何か考えてみます。少ない素材しか入っていない頭の引き出しですが、そこから考える事が楽しくてたまりません。
写真の石の柱。長いのが644円×2、短いのが440円×2。
白い石が一袋299円を3袋。
安くで花壇のインパクトが出来ました。満足です。
ふとSPRINTERS エアゾル予測というサイトを見ました。この冬は2~3日に1回は見ていたところです。
ここでは黄砂やPM2.5が飛来してくることを九州大学の応用力学研究所が地域別に予測してくれるのです。
真夏の今。やはり黄砂は飛んできています。評価は「少ない」という表現です。
一方大気の汚染はPM2.5を観測しているようで、首都圏を始め近畿東海、北陸信越、九州では「多い」。現在大陸から雨雲が流れてきている中国、四国地方では「非常に多い」と表示されています。
季節風が吹いてくる冬だけではなく、年がら年中汚染物質は日本を覆ってきているのです。
様々な憶測を呼ぶ物質だけに、1日も早くきれいな空になってもらいものです。
6月に大淀の駅の道で衝動的に購入した薔薇の苗に花が咲きました。最初は花付きで購入したのですが、数日で枯れてしまいました。でも1年で幾度か花が咲くことを知り、その手順に従って育てていくと、なんと花が咲きました。
可愛い花です。
その他フウセンカズラに小さな白い花が咲き、実も出来ました。
エダマメもあと少しで収穫を迎えそうです。
今年は頂いた種から苗を8本ほど育てておりますので、上手く行けば楽しめます。
放っておいて大豆にしてみるのも良いですね。
トマトはあと少し。ズッキーニは実をつけるのですが花が咲かなくなりました。
やはり栄養が足りないのだと思います。苗を植える前から土作りをしなければならいと痛感しました。
昨日、京都では日本三大祭の一つである祇園祭の鉾市内巡行が行われました。天候も良く良い厄除けになってくれれば良いなあと感じます。
さて先日16歳の老齢の犬が検査のため入院しました。後ろ足が日頃からおぼつか無いまでも、何とか歩行している子でした。
入院室はステンレス製の部屋です。病院はどうしても衛生管理を重視するため、材質は滑りやすい素材が多いのが欠点です。
1日入院後の翌日、その子は後ろ足で起立が出来なくなっていたのです。
外の駐車場へ連れて行って、すべりにくいところで立たせてもお尻からペタンと座ってしまいます。
結局お家に帰って滑りにくいところで立たせるようにして頂いたところ、その翌日には起立が可能になり、そのまた翌日には歩行も出来るようになり、今では問題なく散歩もしております。
老齢動物は1日歩行しないでいるとたちまち歩けなくなるのです。
病院でも出来るだけ散歩に連れ出したり、歩行練習をさせるのですが、どうしても床材の摩擦係数が低い事から歩きづらく歩きたくなくなるようです。
歩きたい、食べたい、オシッコがしたい、排便をしたい。という要求にすぐに応えてあげないといけないのが老齢動物です。
床材の選択をしなければなりません。
ご自宅でもフローリングが多くなった昨今。一度考えてあげてください。
7月の中旬の連休。皆様方はご旅行などに充てられている方も多いと思います。
連休中日の14日。診察もスムーズに運び、昼過ぎにはあがることが出来ました。
丁度この日は祇園祭の宵宵宵山です。鉾も山も建てられて、「ちまき」を配りはじめている日です。京都の町なかに参りますと、玄関には大抵長鉾の「ちまき」が厄除けとして張られてあります。
今年は一度我が家も頂いて張って置こうかなと思い、出かけてみました。
連休中の日曜日ですし、しかも京都ですし、その上祇園祭ですから、相当な覚悟で行きました。奈良から見た来たの北の空は黒い雲で覆われ、悪天候も予想されました。Yahooの天気図で雲の動きを見ますと・・・あきません。雨雲が次から次へと来てますし、南部は洪水警報です。
まあどうにかなるやろ、と大き目のポンチョも持参して出発です。
やはり市内に入ってすぐの八条あたりで大粒の雨。七条ではえげつない雨に変わります。
まあ仕方なく走っておりますとそのうち小雨になってきました。
次に心配していたのは駐車場です。何とか勘を働かせて、少し遠いところへ目標を置き、探しました。が、案の定満杯です。空いていても高いところしかありません。4件目に偶然見つかりました。やれやれ・・・。
さあ「ちまき」を頂きに出発です。とその前にトイレを済ませなければなりません。中京の田の内に入るとトイレもままなりません。しかし京都は市内の数箇所に公衆トイレが設置されており、この日も京都市の職員の方が日曜日にも関わらず掃除と点検に回られていました。ありがたい話しです。
いよいよ御池の室町当たりから入ってきますと、もう雰囲気が満載です。この日は日中といえども薄暗く、提燈にはすでに明かりが灯っています
やはり人出は多そうです。
人ごみをブラブラしておりますと一際目を引く高~い鉾が目に飛び込みました。菊水鉾でした。なんだか名前がいいなあと思い、こちらで「ちまき」を頂く事にしました。3色の短冊のような紙が付いていてデザインも気に入りました。
すると鉾に上がれる券もついて来ましたので、早速上がらせてもらう事に・・・と思ったのですが、えらい行列。まあ仕方がないので並ぶ事に。そして上がろうとしたとき、丁度お囃子の始まる時間。どうやら時間を決めてコンコンチキチンのお囃子を演奏してくれるのです。鉾や山によって違うのでしょうね、きっと。
お陰で堪能できました。
次に探したのは、確か昨年から復活したといわれる蟷螂山です。山の上に蟷螂が鎮座していて、これが巡航のときに動くのです。これをどうしても見たく、確か以前見た地図の記憶を頼りに歩きました。
ありました、ありました。記憶は正しかったのです。
この日はビニールの幕越しにしか見えませんでしたが満足です。
こちらでも「ちまき」を購入しました。
この「ちまき」には榊と折り紙で折られた蟷螂が飾られてあり、珍しいのではないかな?と思います。
なんだかんだと歩いておりますともう夕方です。
人の多さに馴れておりませんので、さすがにくたびれました。
雨上がりの宵宵宵山。いいもんでした。
これで1年間無病息災ですごしましょう。
裏の駐車場のアスファルトの小さな隙間から、な、な、なんと!レタスがあちらこちらに頭を出しているではありませんか。
しかも触るとやや硬くて結球しているのです。まだ小さいので収穫はできなさそうです。
ってところで目が覚めました。
毎日毎日暑くて、とうとう頭がヒートアップしてしまったのでしょうか。それともレタスなどの葉物野菜が高騰し、ぼやく声が夢に出てきたのでしょうか。
ええ加減にせいっ!と言いたくなる暑さです。
私達屋内で仕事している者はまだ幸せです。ある程度エアコンを調節させながら仕事が出来ます。屋外で仕事されている方々は身を削って居られます。水や塩分は相当摂取されている事でしょう。
最近、塩が多めに入った食品を見かけます。熱中症対策です。
アメリカのフーバーダム建設時に多くのアメリカ人労働者たちが熱中症で亡くなっていると聞きました。そこで研究者が発見したのが塩を多めに与える事です。汗から大量のナトリウムが失われる事に着目したものでした。
しかしナトリウムだけではなく、カリウム、マグネシウムなどの電解質も大量に失われるため、今ではスポーツ飲料であるアイソトニック・ドリンクが一番使いやすいと好評です。
動物達も同じくですが、人と同じ量のナトリウムを与えるといけません。そもそも要求量も違いますし、彼らは水っぽい汗をかきません。
ですが高齢動物では脱水に十分注意をしてください。
1日の総排尿量が少ないなあ。尿の色が濃いのではないだろうか。と感じたら今の時期まずは脱水も考えに入れた方が宜しいでしょう。
その時は水分を与えてあげてください。スポーツドリンクを3倍ほどに薄めてあげてもいいです。
で、朝おきて駐車場を見ましたら、レタスはありませんでした。
今日は暦の上で半夏生(ハンゲショウ)というのだそうです。(夏至から数えて11日目ごろ)
春分点を0として元に戻って360度。これを夏至点90度、秋分点180度、冬至点270度として案分してゆくと書かれてありました。
古くからこの日は農業にとって大切な節目だそうで、十二節気・雑説などを調べると
・7月2日から5日間は農作物を収穫したり食べてはいけない
・天から毒気が降ってくるから井戸も蓋をする
・地面から陰毒がでて毒草が生えるので、筍やわらびはこの時期食べない
・半夏(ハンゲ:カラスビシャク)という毒のある草が生える多湿な時期なので、この季節までに田植えを終わらせて、過ぎても田植えをしない。
・香川ではうどんを食べる
・福井ではさば寿司を食べる
・福知山ではタコを食べる(植えた稲がタコの足のように根付くように・・だとか)
・奈良県香芝の一部では「はげっしょ」と言って玄米の餅を作って食べた
・三重県の熊野や志摩ではハンゲという妖怪がでるから農作業をしてはならない
など、農作業をお休みして栄養をつけて体を労わる季節のようです。
トマトも少しずつ赤みが出てきております。ズッキーニも昨日と今朝合計2本人工授粉しました。
でも日曜日までは収穫できない事になりました。
やれやれ。
一方、植物のハンゲショウがこの時期お寺などで見かけるそうです。
見たことがあるようなないような・・・。
(建仁寺 両足院にて)
ところでこのハンゲショウ。何で上3枚分だけが白くなるのでしょうか。
調べて見ますと、花の部分に受粉を促すため昆虫を呼ぶ必要が出てきます。そのために花に近い部分の葉っぱが白くなっているという説がもっぱらのようです。
また白い葉っぱの部分は表が白く裏は緑なんだそうです。
確かにこの写真の右上の葉っぱは、表が白く、チラリと見える裏は緑です。
日本植物生理学会みんなの広場のサイトを拝見しましたら、東京大学大学院理学系研究科 教授 塚谷 裕一さんが書かれてました。葉緑体は裏も表も細胞には存在しているそうです。しかし実ができる時期になるとドンドン白い部分の葉緑素が多く作られ緑になるようです。
自然って面白いですよね。ハンゲショウを育ててみたくなりました。
やれやれ。
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