先日里親さんを探しておりましたキバタンインコさん。
無事愛鳥家の家に引っ越していきました。
いろいろ方々よりお問い合わせを頂きました。有難うございました。
先日里親さんを探しておりましたキバタンインコさん。
無事愛鳥家の家に引っ越していきました。
いろいろ方々よりお問い合わせを頂きました。有難うございました。
お水取りも終わり奈良盆地には春が訪れました。
早いところでは来週くらいから桜の開花も聞かれることでしょう。
先日2日お休みを頂き、家人の引越しを手伝ってきました。これも春の行事です。そう言えば高速道路ではアリのマーク、0から始まる数字のトラック、黒いネコさんなどが列をなして走っておりました。
あまりにも好天が素晴らしかったので、途中静岡で高速を降り霊峰富士山を拝みました。
日頃関東に出張してもなかなかきれいな富士山を拝見することがありません。
この地域で住まわれている方々にとって、富士山は当たり前の存在でありながら、守り神のようなものかもしれませんね。荘厳でどっしりとした安心感があって、時間によって表情が変わる。ずっと見ていたい景色でした。
そこへとてもなつっこい白鳥が二羽やってきました。きっと釣り人に餌を貰っているのでしょう。こんなに近づいてきたら、猫に襲われる恐れもあり、やや心配になりました。
そんな富士山をあとにして、少し走ると小田原の桜の花が満開。う~ん。テンションが上がりっぱなしです。
曇り空だったのが少し残念でしたが十分に満開を堪能できました。
近畿中部から北部はこれからです。いい香りとそれに伴った生ぬるい温度が春です。
しかしいいことばかりではありません。花粉のシーズンでもあるのです。天気予報ではこの数日がスギ花粉のピークらしいです。が、花粉症はまだまだこれから。
散歩のあとのブラッシングやシャンプーは一生懸命実行しましょう。
二月堂の修ニ会が粛々と日々行われております。
奈良ではお水取りが終わるまで、畑をいじってはいけませんよ、と言われているらしく、農作業の目安にもなっているのです。
この行は練行衆という毎年12月に決められた11名の僧たちにより1260年以上続けられ(南都の焼き討ち、大東亜戦争でも継続していたそうです)、二月堂の別当にて1日を6つに分けて修行を繰り返し行われているそうです。またその修行はとても厳しい動的な修行だとも聞きました。
お水取りは3月1日から始まっていますが、土日や12日14日はさすがに人出が多く予想され、市内も交通規制が引かれるとか。また二月堂周辺への入場制限もあるとも聞きました。
そんな中ほぼ毎日19:00からお松明に火が灯され行事が始まるそうですので、少し早めに現地に入り堪能してきました。
到着したのは18:00ごろ。まだ1時間もあるからなあ~なんて思っていたら、既に周辺には多くの方々が思い思いの場所を決め込んで居られました。
二月堂下の斜面がある芝生には、周囲を竹で囲まれた場所が作られ、お松明から落ちてくる燃えかすを心待ちにしておられる方々が集まっておられました。この場所は18:30には入場を止められ、制限がかけられていました。
あと30分というころ、修ニ会の成り立ちをアナウンスが流れ、歴史の一端を知ることもできます。
この頃僕は二月堂南側の階段下に居たのですが、到着した頃はまだ周囲も後ろもまだまだすいていたのですが、後ろを見ると人でギッシリ。既にここまで上がってくることすらできない程です。
そして開始3分ほど前、二月堂北側の屋根のついた階段を、ゴウゴウと燃え盛ったお松明が上がってきます。
そして本堂の北側の回廊へ登場し、燃え盛るお松明を掲げ、火の粉をふるい落とし演出?が繰り広げられます。しばらくすると回廊の手すり沿いにお松明を回転させ南側の回廊へ。
そしてまたお松明を掲げ、火の粉をたくさんふるい落とします。
その頃次のお松明が北側へ上がってきており、北と南の練行衆の声による合図で南側のお松明は退去し、北側のお松明は回廊の手すり沿いに回転させて南側へ到着します。
これを合計10本。12日は11本が上がるそうで、この日はとっても混みそうです。
お松明は概ね20分ほどで終了。その後燃えたお松明の枝を拾って家に掲げていると無病息災だとか。今回は参加せず帰りました。
お松明は練行衆にお付き添いしている童子という方が持っておられるのだそうです。2011年に行われた講演会で東大寺の長老 橋本聖圓(はしもとしょうえん)師と東京文化財研究所無形文化遺産部の名誉研究員による対談が紹介されており、この中に書かれている内容としましては、お松明は本来行ですのでイベントとは異なり、静かにお松明を扱うようにしているそうです。しかし観衆が拍手で出迎え、しかも感嘆の声が響き渡るとお松明を持つ手が自然と大きく動いてしまうのだとか。やはり人のすることですから止むを得ないのでしょう。
そう言えば前回来たのは僕が中学の頃。一緒に行った友人は火の粉を手の甲に被り、結構大きな火傷をおっていました。しばらく水膨れが治っていなかった記憶があります。見る方も注意しなければなりません。またダウンジャケットなどを来ていくと、これも表面が溶けてしまうので上着にも配慮がいるようです。
その頃はこんなに多くの人が来ていなかったような気がするのですが。
(下記のオウムさんは既にご報告致しましたように、無事愛鳥家のもとにお引越しし、とても幸せに過ごしております。)
オウムさんと言ったほうがご理解頂けると思います。
実はオーストラリア原産の大型インコです。本名はキバタンインコ。
食べるものは脂質の多い植物の種です。特にヒマワリの種を常食としていますが、実は他にも栄養素を必要とします。
またお話もできる能力があり、人を楽しませてくれます。
しかし嘴(くちばし)が大きいので、これに挟まれるととても痛いので、取り扱いにはやや注意が必要です。
さて今回、里親を探している太郎くん。実は女の子でして、過去に卵を産んだことがあるそうです。現飼い主様のご家族曰く、太郎子ちゃんと言っておられました。
ところが太郎子ちゃん、ご家族のご事情で飼育を続けることができず、泣く泣く里親様を探しておられます。
太郎子ちゃんのプロフィール:
推定年齢40歳 女の子 現在まで病気したことがなく元気 食事はヒマワリの種が常食
どなたかお知り合いの方でキバタンインコの太郎子ちゃんを家族にしてあげても良いよ、という方、もしくはお知り合いで居られましたら是非ともご一報頂けないでしょうか。
よろしくお願いいたします。
1月に入ってすぐですが、4日あたりからくしゃみが時々出ます。
そんな方おられませんか?
PM2.5はもう既に上空で舞っています。晴天であまり風の無い日、遠くを見ると霞んでます。
それに伴うものかどうかは判りませんが、注意が必要ですよね。
花粉はさすがにまだですた、2月中旬になると注意が喚起されます。しかしそれ以前から徐々に飛散を始めていますので、1月下旬くらいから準備が必要でしょう。
また嫌なシーズンがやって来るのですよね。
奈良の1月は若草山の山焼きから始まる、と言っても過言ではないような気がします。
奈良にこれだけの人々が集まる行事なんて、そうそうないと思いますが、事実近鉄奈良駅前から東に向かう道の両側の歩道は人・人・人でいっぱい。県庁ではイベントをやっていますし、美味しい匂いがあちらこちらで漂います。
奈良公園では鹿が鹿苑に戻っていなければならない時間なのに、数頭がフラフラしています。どこにでも居るもんです。今夜は奈良公園で朝を待つのでしょうか。
さて今年は公会堂の付近で山焼きを見ることにしました。
18時15分頃、ファンファーレの代わりに花火がズドーンと打ち上がりました。
鹿の顔です。角、眼、鼻があります。よくできています。
花火が終わるといよいよ真打登場です。
若草山のシルエットが炎で描かれています。
もうすぐすると春の訪れが聴こえてくるでしょう。
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