奈良の動物病院 山尾獣医科病院

安心して、気持ちよく来て頂ける動物病院。そして頼りになる動物病院

奈良の動物病院 山尾獣医科病院

安心して、気持ちよく来て頂ける動物病院。そして頼りになる動物病院

奈良の動物病院 山尾獣医科病院

安心して、気持ちよく来て頂ける動物病院。そして頼りになる動物病院

奈良の動物病院 山尾獣医科病院

安心して、気持ちよく来て頂ける動物病院。そして頼りになる動物病院

奈良の動物病院 山尾獣医科病院

安心して、気持ちよく来て頂ける動物病院。そして頼りになる動物病院

奈良の動物病院 山尾獣医科病院

安心して、気持ちよく来て頂ける動物病院。そして頼りになる動物病院

奈良の動物病院 山尾獣医科病院

安心して、気持ちよく来て頂ける動物病院。そして頼りになる動物病院

奈良の動物病院 山尾獣医科病院

安心して、気持ちよく来て頂ける動物病院。そして頼りになる動物病院

奈良の動物病院 山尾獣医科病院

安心して、気持ちよく来て頂ける動物病院。そして頼りになる動物病院

奈良の動物病院 山尾獣医科病院

安心して、気持ちよく来て頂ける動物病院。そして頼りになる動物病院

AR/VR(仮想現実/拡張現実)による医療・獣医療への応用

2月 6th, 2018

先日奈良県獣医師会の学術セミナーが開催されました。

講師は国際医療福祉大学 医療福祉研究科 准教授 杉本真樹先生。と申しましても正直僕もよく存じ上げず、演題内容がVR/AR医療のお話とだけ伺っていました。

以前からメディアで取り上げられてきた分野で、CTなどのデジタルで撮られた平面画像データを、実施者が頭にかぶった特殊なゴーグルのような仰々しい装置に映し出す立体映像の技術です。

例えばこれを用いると、手術台に横たわっている肝臓腫瘍摘出の患者さんに、手術する部位の画像を映し出すことで、血管の走り方や腫瘍の深さなどを術者や助手が被ったヘッドマウントディスプレー(3Dメガネ)にそれぞれ画像が映し出され、情報を共有されながら安全に手術が進められます。

また背骨の手術でも患者さんの背骨と画像をピッタリ合わせることで、事前に画像上においてスクリュー(骨ネジ)の打ち込む部位や角度が血管や神経を避けて決める事ができ、その画像に従って実際に重ねるように手術する事が行われています。

これらの技術の併用により手術の安全性が飛躍的に上がり、共に短時間での退院につながり患者さんのさまざまな負担が減少するという技術です。

実際腹腔鏡手術における出血の危険性は、開腹手術の3倍にも至るというデータが2016年の調査で出ているそうです。もちろんそれ以降技術の革新は起こっているでしょう。しかしこれらもAR/VRの技術でとんでもなく減少するのではないでしょうか。

データ化された画像だけでは現実とのギャップは完全には埋められないでしょうが、そのうちもっと優れた技術(人工知能)が合体し、精度の高い技術革新が起こる予感がしました。

今回セミナー後半で僕自身も実際に頭にかぶり体験させてもらいましたが、演者のお腹の中のCT画像から得られた世界に入り腎臓や大動脈、肝臓などを間近に見ながら洞窟探検のような体験が出来ました。

今はゲームやアミューズメントで体感できるところもあるようですが、医療の現場やリハビリの現場、教育の現場でも活躍しているとお聞きしました。

しかしデータの世界です。ハッキングやバグが起こるとたいへんな事になるでしょう。更なる安全を求めてゆく必要がありそうです。

今の獣医医療もCT検査が比較的身近になりました。おそらく3年もしないうちにあちらこちらでこのような技術が出るでしょう。

そのうち「私失敗しないので・・・」は大門美智子さんの専売特許ではなくなる日も遠くないようです。

節分

2月 3rd, 2018

鬼は外、福は内。ところによっては「鬼も内」なんて言うようです。

今日は節分。いわゆる節目で旧の正月とか。今日は興福寺さんや二月堂でも行事が行われているでしょう。

丁度こんな時期に、大神神社で頂いた福寿草が可愛い黄色い花を咲かせてくれました。真冬は色とりどりの花がなく寂しかったのですが、そこに可愛く小さく咲いている花は特別可愛い存在です。

まだまだ寒い日も続きそうですが、一方では花粉情報も出始め、徐々にではありますが春の気配も感じられます。そうこうしている内にお水取り、梅や桜の季節です。

楽しいやら気ぜわしいやら。

さむ~い朝の土の中

1月 25th, 2018

24日水曜日、早朝。気温はおそらくマイナス1~2度くらいだったでしょうか。

外にある水は凍りつき、地面も凍てつくだけ凍てていました。

風も冷たいから痛いくらいの寒さです。

ふと駐車場の足元を見ると一部だけ盛り上がっていました。なんだろう?としゃがんでみると、長い霜柱がありました。

少し前に植木鉢から出た石や根っこを含んだ土を、車で出来た轍に埋めた後でした。

3cmほどあったでしょうか、こんなに長い霜柱って出来るもんなんですね。自然は面白いです。

大寒

1月 20th, 2018

1月20日 大寒です。1年で一番寒さが際立つとされているそうです。

ちなみに「たいかん」と読んでいましたが「ダイカン:DAIKAN」なんですね。

この頃から立春(2月4日)までの期間が大寒で、味噌・醤油・酒の仕込みに欠かせない気候だとか。寒さが厳しいために雑菌が混入しにくいのではないだろうかと考えられています。

園芸でも土を掘り起こし、土の中の虫やその幼虫を薬ではなく低温で処理する時期でもあるようです。

しかし実際にはこの後7~10日後が一番低温になりやすい傾向があるようですので、しばらくの間、健康や路面凍結などによる事故にご注意ください。

 

1月6日

1月 6th, 2018

ふと見た記事に今日は「シャーロック・ホームズの誕生日」と記載されていました。

シャーロック・ホームズといえばイギリスの探偵小説の主人公。作者は医師でもあったアーサー・コナン・ドイル。主人公のモデルとなったのは作者の恩師で外科医のジョセフ・ベルとも言われているそうです。病気の診断には鋭い観察力が必要だと常に学生達に説き、外見から病気だけでなく患者の職業・住所・家族構成に至るまで鋭く言い当てていたとか。

シャーロック・ホームズシリーズは小学校の図書館で見つけ、借りては良く読んだ覚えがよみがえって来ました。

相棒のワトソン君を常に読者の目として据え、ホームズの奇天烈な行動や事件の謎解きを見事に面白くかつ隙なく描いた小説に、小学生ながら小気味よさを感じました。

もっとも1月6日が誕生日と言われているのは、小説の中の背景から推測されているもので、明記された事柄ではないようです。

新年が明けました。戌年です。

1月 5th, 2018

 

新しい年が明けました。

今年1年良き年でありますようお祈りいたします。

カメムシ’s

12月 25th, 2017

少し暖かい昼に見つけた1時間。窓拭きをしました。年末と言えば窓拭きが定番のお掃除場所です。

2年前にケルヒャーの窓用クリーナーを入手してからは恐ろしいほどスピーディになりました。きっとあのマシーンも素晴らしいのでしょうが、それ以上に専用洗剤が良いのではないかと思います。

それはともかく、この時期窓枠や桟に静かにお休みになられている方たちに遭遇します。そうカメムシさんたちです。

掃除をしているとボロボロ出てこられました。合計11匹。

とっても芳しい香りを発して。あれってパクチーの香りと同じ成分なんだそうで、パクチーを食べる前からカメムシの香りが大して嫌いではなかったので、いざパクチーを初めて食べる時も全く抵抗がありませんでした。

さあてカメムシさんたち、どこかで冬を過ごしてくださいな。

ソテツの実

12月 18th, 2017

ある小学校の体育館前に大きなソテツが生育していました。

そこへある先生が急に近づき、ソテツのフワフワした毛の固まりを覗きに行ったのです。するとオレンジ色の実がたくさん。

これソテツの実ですね。と言いながら僕も2つほど頂いて帰りました。

 

あとで調べると、食べるととんでもない中毒性があることがわかり、慌てて捨てました。

何でも拾ってきてはいけませんねぇ。

この実を鳥が加えて運び、落としていったところを知らずに犬が食べる・・・・。すると嘔吐や下痢が激しく命に関わるのです。

サイカシンという物質が中毒成分で、これが体内に入るとホルムアルデヒド(水溶性になるとホルマリン)にかわり、粘膜をボロボロにしてしまい、食道、胃、腸、腎臓、肝臓などなどの生物活性をなくしてしまうのです。

そもそもソテツは日本の在来種ではないのですが、大陸から持ち込まれときどき公共施設で大きく育っているのを見かけます。

まさかこんなに怖い植物だとは。皆さんもお気をつけください。

 

初氷

12月 12th, 2017

今朝はすっごく寒い朝でした。

北から寒気が降りてきて、日本海側の降雪はそうとう範囲が広かったそうです。

駐車場のメダカがいる水槽を覗きに行くと、今年初めての氷が張っていました。

昼過ぎに覗きに行くと氷は溶けてメダカさんも無事でした。

これからもっと寒くなるのでしょう。

胸のところに出来物が・・・実はマダニ・・・冬なのに???

12月 11th, 2017

先週の後半です。夕方の診察時間に白い犬のMちゃんを連れてやって来られました。

「どうされました?」

「胸のところに出来ものが出来て、少し大きくなっているんです~。」

早速拝見すると黒っぽい小豆より小さな塊が見えました。よ~く見るとマダニです。その口元がMちゃんの皮膚に喰らいつき、手足が見えます。

「これマダニです。」

「えええ~?」

早速使い捨ての手袋をはめて、ピンセットでそっと潰れないようにマダニを捕らえると取れました。

飼い主様にお見せするとマダニの手足がリアルに動いているのが気持ち悪かったのでしょう、驚いて居られました。

以前までは素手でマダニ除去を実施していたのですが、今SFTS(重症熱性血小板減少症候群)ウィルスの存在が叫ばれている中、犬や猫の感染や抗体の保有(SFTSウィスルが体内に入り、その体内ではウィスルから体を防御するために作られた防御能力のことを抗体いう)や従事者の血液からも抗体が検出され、実際感染症が発症している症例も報告されています。そして猫から人への感染が疑わしい例も報告され、私達は率先して人の感染予防に従事しなければなりません。

現在奈良県、大阪府は何故か畿内でもSFTSウィルスの抗体価保有症例が報告されておりませんが、今後必ずといって良いほど報告はでるでしょう。

どうか皆様もご注意ください。

〔予防方法〕

1、イヌやネコのマダニ予防を確実にする。

2、草むらへの侵入を控える。(人も肌の露出をできるだけ制限する)

3、冬場は枯葉の裏側で若ダニが越冬しているので、枯葉の堆積した所への侵入を止める。

4、万が一マダニが付いたら、ゴム手袋をはめてピンセットでマダニを捕る。なかなか取れなければ躊躇せずに動物病院へ連れて行く。

 

今年も後わずか。健康に過ごしましょう。


Copyright © 2009 山尾獣医科病院 All Rights Reserved.