今週に入りましてから、最高気温が３５度付近まで上昇しております。地中の水分がこれもそれに伴い蒸発し、湿度も一気に上昇。
熱中症の条件は整っております。
本日も建物の日陰で日中を過ごしておりました老齢の子がやって来ました。口を開けての呼吸。体温４０度（平熱は３９度５分まで）。日頃からやや認識が乏しいのですが、一層認識障害が認められ、熱中症の初期段階と思われます。
散歩の時間も今までとは異なり、地面の温度や湿度も考慮した上お出かけください。
ちなみに今朝６時半ごろ花壇の草抜きをしておりましたが、７時になるや否や急に太陽が出て参りまして気温も一気に上昇しました。
くれぐれもご注意ください。
今年は平年の３日遅れでようやく梅雨入りです。昨年はなんと２１日に梅雨入りしています。これが来ないとまたお米の作柄が低下して、お値段に反映してしまうという良くないサイクルが生まれるところです。
花壇ではアジサイが綺麗に咲き始めており、また月下美人の蕾も出てきました。
湿度が高くなりますとエアコンの出番。するとスイッチを入れるや否や一気にエアコン内に潜んでいるハウスマイト（イエダニなど）やカビが噴射されます。駆動前には窓を開け放ち、エアコンのファンを最強にして暫く動かしてあげてください。
咳や皮膚疾患、または消化器疾患の原因になる可能性があるハウスマイトやカビ群。
できるだけ上手に付き合って行きましょう。
４月よりご利用いただいておりました日曜日を全日休診、そして平日診察の終了時間を３０分短縮としており、大変申し訳ありません。
勤務してい頂いておりますスタッフさんが足りず、このままでは続けて勤務して頂いている方に負担がかかりすぐるための苦肉の策です。引き続き新しい方を募集しておりますので、軌道に乗りましたら再開する予定です。
そんな心中を察してか知らずか。駐車場の花たちが気持ちよく開花しております。
タイツリソウ
オウゴンマサキの小さな小さな花
秋になると葉っぱが真っ赤に染まるドウダンツツジの可憐な花。スズランにも似ています。
テントウ虫もニシキギにやって来ました。
今年もモッコウバラがボリュームいっぱいに咲いています。
２０２５年４月１日となりました。ようやく春がやってきておりますが、まだまだ寒い日々も続いております。
皆様方に於かれましてはお変わりなくお過ごしのことと存じます。
さて私共山尾獣医科病院では、４月から獣医師一人（私）と補助をして頂ける方お二人の体制となりました。お二人とも大ベテランの方々です。うちお一人は介護のお仕事も充実されており月数回の勤務となります。従いまして実際にはお一人の方による診療補助をお願いしている次第です。
現在求人をしておりますがご縁がなく、この体制を変えることが出来ません。
獣医医療は検査（採血、レントゲン検査、超音波検査など）や治療の時に保定と申します作業が必要です。本人たちは怖くて逃げたいからです。その作業を飼い主様に変わって頂ける場合もありますが、多くは甘えから逆に大人しくしてくれない事があります。そこで他人による補助がどうしても必要な事が多くなります。
彼女たちは私にとって、とても大切な右腕なのです。
そこで大切なスタッフの方々の健康やご家庭を考えますと、時間短縮を試みる事と致しました。
しばらくの間とは思いますが、時短にご理解賜りますようお願い申し上げます。
カンボジアで死んでいた家禽に接触し、鳥インフルエンザ（H5N1）に感染したと思われる症例が２例報告されました。
衰弱した野鳥、死んでいる野鳥に触れる場合は、手袋、マスク、防護衣などで十分に防護してください。
またタヌキ、イタチ、アライグマなど弱っている野生動物への接触は注意しなければなりません。ほぼ全頭マダニ感染があると思って間違いなく、マダニから感染するSFTSウィルスなどを保有しているケースがあるからです。SFTSウィルスに人が感染すると３割ほどの致死率があるようです。
また動物が弱っていても力を振り絞り咬まれてしまう事もあります。
弱っている鳥も動物も弱っている理由がありますので、しっかりと分析しなければ安易に触ることは出来ません。
育てています月下美人ですが、毎年２～３回綺麗な花を１回に２～４輪咲かせてくれています。
最初は低い背丈だったのですが、今は１ｍほどまでに生長し、茎が横に伸びてしまうので鉢ごと倒れてしまうまでにバランスを崩しておりました。そこで整えるために全体の姿を整えるべく、鋏を数か所入れてやり、そのうち元気な葉っぱを水につけておきました。
するとそのうちの１枚から根が伸びてきました。
これを暖かくなりましたら別の植木鉢に移植してやろうと思います。
でも花が咲くまでにさらに５～７年ほどかかるよ！とアドバイスを頂き、ちょっとめげています。
この季節になりますと花粉の飛散量が話題になります。
新年を迎えまして既にスギの雄花の開花が進んでいるようで、今年は前年の２倍ともいわれております。
花粉症の激しい方は既に対処薬を開始するよう指示されているみたいです。
一方動物たちは皮膚の角質層の厚みが人より薄く、皮膚炎で角質層が荒れているとアレルゲンが侵入しやすくなりますので、乾燥している今から特に保湿に気遣いをされると良いでしょう。
保湿するだけで皮膚のかゆみも減少する可能性も高くなります。
先日体重２５ｋｇほどのアフガンハウンドさんが、握りこぶし大のぬいぐるみを呑み込んでしまいました。
またその数日後体重１．８ｋｇのチワワさんが玉葱の芯のあたりをひとかけら。
１２月は何かと気ぜわしく、つい・・・気を抜いてしまいがちです。飼い主さんが他の事に気を取られていると、動物たちは寂しさのあまり、何にでもくらいついて遊びたがります。
２例とも無事催吐剤で吐き出してくれました。年末に摘出手術になったり、長期の療養になったりせずまずは一安心。
また病院に到着し車の扉を開けた瞬間逃げ出したトイプードルさん。車内でキャリングケースに入れておられなかったのと、首付近に皮膚疾患があったため、首輪を外しておられたのがあだとなったようです。この子は大通りの歩道まで走って行き、無事呼び戻され確保されました。
ですが、このような事例はいつでもどこでも形を変えてでもやって来ます。
くれぐれもこの子たちを守るのは皆様方ご家族です。十二分にお気を付けください。
ふとYahooニュースを何気なくみておりましたら次の表題が目に飛び込みました。
「仕事から帰宅すると亡くなっていた」 「クリパの翌日に」死んだ愛猫の腸内にあった異物 イヌや鳥も…年末年始にペットの死が多い理由（東洋経済オンライン） – Yahoo!ニュース
２０２４年は皆様におかれましては如何でしたでしょうか。
残すところあと１ケ月を切りました。何とも気ぜわしいご挨拶で申し訳ありません。
先月から病院の床磨きを行い、ようやく先日終了しました。
今年は気温の高い秋でしたが、ようやくここにきて例年通りの気候になりつつあります。
駐車場では赤い葉っぱや花が賑やかさを添えてくれています。赤いとはいえいろいろな赤があって目を楽しませてくれます。
ニシキギ
ドウダンツツジ
ダイアモンドリリー
そして旬を過ぎたコキア（ホウキグサ）
寒い風が吹いていても、赤い色を見るとなんとも暖かくなってきたりして。
皆様方、お風邪など召しませぬように。
１１月となりました。しかし台風は来るは、まだ真夏日は続くはでこれから毎年このような気候なんでしょう。
自然はそれに対応し、本来ハワイで獲れる魚（マヒマヒ）が宮城県沖で豊漁となったと報道されています。
当院の玄関前で育てている草花にも変化がありました。
いつもなら８月から９月くらいまでに開花して、秋には花など咲かないはずのホトトギスやナデシコがつい先日開花しました。
真夏には水を切らさないよう心掛けていましたが、あの暑さ。咲かないのかな？と案じておったところでした。
まだしばらくは蕾もあることなので、数輪は咲いてくれそうです。
今週はかなり冷え込むとお天気の予報では言っていましたが、来週にはまた上昇するらしく一体どうなる事やらです。
皆様もお身体に触りませんようお過ごしください。
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