♪ お知らせ

4月~5月の超大型連休・・・さて対策を

土曜日, 10月 13th, 2018

新しい天皇陛下ご即位に際し、その儀式にちなんで急遽国民の休日と発表されました。

祝日は午前中診察しておりましたが、この10月より全日休診とさせて頂きました矢先、さて来年の4~5月の超大型連休をどうしようかと考えております。

時期は狂犬病予防注射やフィラリア検査の頃。まともにお休みを頂いてしまうと、お待たせする時間が増えてしまい、皆様方に大変ご不便をおかけすることとなりそうです。

何らかの形で解決策を見出し、少しでも滑らかに診察が出来るよう計画してまいります。

BGM

火曜日, 9月 25th, 2018

お盆明けから院内のBGMが消えました。

今まで有線放送さんから音楽を配信してもらっていたのですが、それまでアナログだった配信が全てデジタルに替わり、受診料金もかなり高くなったのを受けて受信をやめました。

そしてCDプレーヤーに切り替え、自分で選曲から配信までを実施することとなりました。

どんな音楽を選ぼうかな?と楽しみではありますが、リピートが出来ない機械なのでちょっと面倒です。

ノミの発生を複数確認

月曜日, 7月 9th, 2018

長雨が続きました。皆様方の周辺では大きな被害は御座いませんでしたでしょうか。

先週辺りからノミの大量発生した複数の症例に出くわしました。

湿度と温度が急に高くなりますと、それまでに生み落とされていたノミの卵が孵化して幼虫から蛹(さなぎ)になりそして成虫に生長します。

そしてあっと言う間に家の中で増殖し大変な事になります。

お外に遊びに行くネコさんや散歩が大好きなイヌさんたちはノミ予防をしっかりとしましょう。

診察時間確認表の新規更新!!

火曜日, 10月 31st, 2017

6月から滞っておりました「診察時間確認表」この度無事!更新いたしました。

Kさまのご指摘で昨日発覚し、慌てて?今、更新が完了した次第です。

うっかりと言いますか、すっかりと言いますかホント完全に忘却の彼方のミッションでした。

これを見て頂いて御来院されておられた飼い主様には、大変ご迷惑をおかけいたしました。

猫の虐待被害 西大寺

日曜日, 9月 17th, 2017

台風が近づいてきている連休の日曜日です。皆様方いかがお過ごしでしょうか。

せっかくのお休みですが残念ですね。しかも来る来ると言いながらなかなかやって来ない台風に、ややじれったいものを感じるも、出来れは避けて欲しいという願いも込められて行きます。どうぞくれぐれも用心してください。

さて猫さんを保護されている方が持ってこられたポスターです。全く持って許しがたい行為です。おかしな行動を見つけられましたら、すぐに最寄の警察・交番に知らせてください。またこのような事件は犬の散歩道に毒物の含まれた美味しいものを配置したり、弱い子供に及ぶこともあるといいます。くれぐれも犬の散歩中における広い食いやお子様方にも注意を喚起してください。

まずは緊急にお知らせいたします。

(画像をクリックしますと大きくなります。)

9月ですって・・・

金曜日, 9月 8th, 2017

今年ももう夏が過ぎ行こうとしています。真夏日がちょっと懐かしいこのごろです。

朝夕はすっかり過ごし易くなりました。こうなるとそろそろフィラリア予防もノミ・マダニ予防もちょっとお留守になりがちです。時々予防薬は9月までは飲ませていたのですが・・・と聞きます。

実はノミ・マダニの出現ピークは9月10月、これから一層予防に注意が必要です。

フィラリア症も蚊が媒介しますが、蚊もこれから吸血行動が激しくなります。

特にマダニは人も含めた他の動物の血小板を激しく消耗させるSFTSウィルスを媒介する厄介な相手です。

とにかくマダニが着かない様に草むらへの侵入を避けることはもちろん、マダニが着いても駆除される薬剤の事前投与が必要です。

まだまだ気が抜けません。

フィラリア予防は11月下旬~12月上旬まで予防が必要です。

ノミ・マダニ駆除。特にマダニ駆除は成虫が居なくなるのは11月~12月中旬までですが、その後若ダニが枯葉の裏側で生息し越冬します。この若ダニも吸血する事ができますし、SFTSウィルスやバベシアを媒介する事ができるのです。

真冬でもご家族とご一緒にトレッキングを楽しまれているイヌの場合。どこでも出て行ってしまうネコの場合は、真冬もマダニ駆除剤の投与が必要でしょう。

 

お盆中日

月曜日, 8月 14th, 2017

お盆休みもほぼ中盤を迎えました。

お里帰りする方々。お里帰りをお迎えする方々。このときに旅行に行かれる方々。ひたすら休暇をの~んびり楽しまれる方々。様々なお盆をお過ごしの事と存じます。

幸い気候は少し和らぎ、朝夕はかなり過ごし易くなりました。

でもやはり日中はまだまだ気が抜けません。犬のお散歩は地面に一度触れてから温度を確かめて出発しましょう。

そして人も動物も脱水には十分に留意してください。高齢で腎機能が低下していると疑われる場合、食べ物に水分を加えるとか、美味しそうなスープ(塩分はなし)を作ってあげて飲ませるとか工夫しましょう。

そして事故や怪我には十分にご注意ください。連休など人の気持ちがやや緩んでいるときは、事故が起こりがち。動物を守れるのは家族しかいません。

皆々様も十分に健康管理にご留意ください。

*緊急啓発*マムシにご注意ください!!

木曜日, 7月 6th, 2017

本日チラシを持ってお見えになりました「秋篠川源流を愛でし育てる会 事務局長」のA様。

6月21日 水曜日 朝 秋篠川の桜並木でお散歩中に愛犬が口元をマムシに咬まれる事故が発生したという内容の文面でした。

咬まれた犬はしばらくして歩けなくなり、飼い主の方が抱っこして帰宅し動物病院に運ばれ適切な治療の末、無事元気を回復しているそうです。

湿度の高いこの時期。マムシやヤマカカシなどのヘビ毒を持ったヘビは、側溝の中、家の裏の倉庫の床下、草むらや石の影、土手に掘られた穴などで息を潜めて隠れています。そこへ散歩中の犬は匂いをかぎつけ鼻から近づき、大抵唇を咬まれてやって来ます。

ヘビ毒と言いますと抗血清が頭に浮かびます。もちろんこれは有効な手段の一つに挙げられますが、なかなか私達動物病院が所望しても入手できる事は稀です。

では絶望的かと申しますとそうではありません。

ヘビに咬まれた場合、まず一番はヘビの牙に生息している細菌が犬の体内に侵入しかなり激しい感染症になり、時には敗血症(血液中で細菌が増殖する)にまで至る場合もあります。そこでしっかりとした抗生物質治療が必要になります。

次にヘビ毒は蛋白質ですのでアレルギー反応や中毒の原因となるため、時には抗血清も必要となるケースもあります。この段階では抗血清を所持されている施設では投与開始されます。ちなみに当院は所持しておりません。

さて今までのケースを省みまして、幸いにも抗血清が必要となったケースはなく、凄い猛者はアメリカ人の方が飼育されていた犬で2度も咬まれて平気だった症例もあります。もちろん咬まれても大丈夫と言っているわけでは決してありません。

万が一の際は慌てずに速やかに近隣の動物病院にかかって頂き、獣医師の適切な治療を受けて頂きたいと思います。

しかし一番大切なのは「君子危うきに近寄らず!」

マムシなどの居そうな場所へは絶対に近寄らないことです。ヘビにはヘビの住処があるわけですから、脅かしてはいけません。

ちょっとマジメな話 獣医学部増設について

火曜日, 6月 27th, 2017

加計学園の岡山大学獣医学部獣医学科新設。

岩盤に穴を開けると言いつつ学部の新設に力を注ぐ内閣。果たして国民はそれで幸せになるのかな。

小動物獣医師の僕としてはこれから10年後20年後を考えると飼育者数は減少する計算もあるし、それが本当だとするとこれ以上小動物臨床獣医師は必要がなくなるばかりか、小動物臨床獣医師数も減少してゆくことになる。

産業動物獣医師(牛・豚・鶏)は国民の食の基盤を支えているだから絶対に必要。だから減らしてはならない。現存する大学で学生の意識に訴えかける努力をするだけでもよい結果がでるかもしれないし、新たな大学を作ってもその保障はない。大動物の可愛さ。皆はまだ知らないだけ。とってもおおらかな、そして繊細な表情を持っていることを知っているだろうか。草食動物ならではの雰囲気が牛にはある。馬にもある。ただ豚は怖い。豚は怒れば向かってくると言う。僕は豚の現場を知らないけれど、聞けばオス豚はそうとうヤバイのもいるらしい。一方ニワトリはほぼオートメーション化されちょっと悲しげでもある。

馬は特殊で今や産業動物としての位置は微妙になっている。競走馬は国家の許す公営ギャンブルの一つである。その位置はかなり特殊であり、診察する獣医師も相当特殊な技術と経験・施設を必要とする。間違っても小動物獣医師が馬の診察など出来ない。

バイオサイエンスに特化した学生を輩出したければ、現存する大学を強化するだけで済む話。

国家公務員、地方公務員の獣医師が不足している言われているが、大きな理由は給与面であることを隠し続け、学生数だけを増やしてその計算が成り立つと思っているのが不思議。

現在公務員給与のランクは医・歯・薬・獣の順番で決められており、たとえ仕事内容が同じでも給与はこのランクを基準にしか算定されていない。ところが現場では公衆衛生(食中毒などの管理監督、検疫業務)や食肉検査(膨大な量の肉の検査、伝染病の管理監督、発生した時は体力の続く限りそれに当たる)などとても危険でしかも相当乱暴な言葉も掛けられながらの業務もまれではないと聞く。

日本獣医師会は長年公務員給与の是正を求めて提言してきたが、全く聞き入れられず、それどころか学生数をただ増やすと言うことで「改善」と言うのだから、どれだけ現場を見ていないが伺える。日本獣医師会はたかだか3万ちょっとの小さな団体ゆえに提言力が乏しいのはわかるが、現場の意見を聞かずして経済効果だけを優先する国の方針にはいささか怒りすら隠せない。

 

他の学部をとやかく言う資格はないが、歯学部、薬学部が既に増設認可され今に至り、排出された学生達は果たして今全てが国家資格を得て業務に携わる事が出来ているのだろうか。聞くところでは大学により国家試験合格率が様々で、あぶれてしまっているとも聞く。大学に晴れて入学できたはいいが、卒業そして国家試験受験となるともっと茨の道が待っているのでは学生諸子やその家族が惨めな思いをする。そのとき学生は順調に来ても24歳。そのまま国家試験浪人をして進むのか、方向転換を図るべく努力をするのか。運よく方向を変える事が出来た人はまだ良いが、出来ずにトラウマだけが残る人生を国家は補償できるのだろうか。

学部増設には様々な思惑と人生が交錯しているように思うのは僕だけだろうか。

「真と問う」とはどういうことか。今一度考えたい。

 

ようやく春になりましたぁ

火曜日, 4月 4th, 2017

今日の外はは1日ポカポカ日和。ずっ~とお日様に照らされていたいような気候でした。

裏の駐車場花壇ではうっかり見過ごしていたツクシが頭を出しています。

そしてムスカリもきれいな青い鈴のような花を咲かせていました。

ハナカイドウももうすぐ開花のようです。

アジサイの葉っぱは冬になると全て落ちてしまうのですが、また夏の準備に青々とした葉っぱが出てきています。

アジサイの葉っぱって根っこに近いほうから出てくるんですね。

今週末はどうやら天候は優れなさそうですがあちらこちらで桜が満開だとか。すっかり見ごろなんでしょうね。

少し春を満喫してみては如何でしょうか。

 


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