飼い主である繁殖家のご主人が奥さんから臓器移植を受けることになり、急遽飼育犬を手元に置けなくなったそうです。
期限は1月21日までとえらく急な事です。
チラシを貼ります。
あれから20年が経ちました。朝5時47分。真下から突き上げるようなパワーに驚き、突然目覚めました。そのときはまだ今の建物ではなく、木造2階建ての病院兼自宅。バスやダンプカーが通っても揺れる有様の建物でした。それだけに建て替えを考えていた矢先の出来事でした。
揺れるやいなや寝床を飛び出し、愛犬を小脇に抱え階段を降りようとしたとき揺れは止まりました。
それからは刻々と時間が過ぎるにつれ流れてくる情報の多さに驚嘆。
なすすべもなくただTVにかじりつくだけでした。
数日後神戸から避難されてこられる方々。恐怖で病気になる動物たち。何もかもが初めての経験でした。
日々の生活を守るのがやっとだったのか、足がすくんでしまっていたのか、奈良でなくてよかったとでも思っていたのか、震災に向かって積極的に動けなかった自分がいました。
今となっては後悔しきりです。
おそらく多くの人はあの経験で、少なくともいろいろな人生観に影響したことでしょう。
二度と起きて欲しくない天災です。が、これは誰も止めることができない地球のちからです。地震に対してもっと真剣に対策を取らねばなりません。
当院は今年で開業30周年。今の建物に建て直して19年が経ちます。
何かと節目の一年として考え直す今日一日となりそうです。
そして今日、6時前に当たり前に起きることができました。感謝、感謝。
昨日様々なDog Life Supportを目指しておられるNICE DOGの上野様から下記のメールを頂きました。
ぜひご覧ください。とても楽しい動画です。思わず笑がこぼれます。
残念ながら当方のHP機能が故障しているため、下記のURLをクリックしても動画に飛びません。URLをコピーして検索サイトに貼り付けてご覧下さい。
「昨年、大ヒットしたファレル・ウィリアムスの「HAPPY」という曲に合わせてダンスする動画をYouTubeに投稿するのがブームになったのをご存知でしょうか?
その、「HAPPY」動画をNICE DOGを応援してくれるワンコ達で作りました。
愛犬たちのHAPPYを是非見てください。」
https://www.youtube.com/watch?v=g9BC8ICISiA
七草粥の食材は時々スーパーマーケットなどでも陳列販売されていることがあります。
最も古い記録としては991年醍醐天皇に後院より七草を献上したと言う記録があるそうです。
一般に私たちは七草粥を頂く習慣は然程なく、知識としては知っていても特別な時にしか食することはありません。
先日伏見区の御香宮で七草粥が頂けると聞き行ってきました。
到着すると既に行列ができておりました。
せり、なずな(ぺんぺんぐさ)、ごぎょう、はこべら(はこべ)、ほとけのざ、なずな(かぶら)、すずしろ(だいこん)
これらの食材は6日の夜から7日の朝にかけて準備するそうで、
せり 午後6時、なずな 午後8時、ごぎょう 午後10時、はこべら 午後12時
ほとけのざ 午前2時、すずな 午前4時、すずしろ 午前6時、
午前8時に東の祝水にて調理する・・・と書いてありました。
面倒ですねえ。
お釜で温められたお粥からは、とても美味しそうな湯気が立ってます。
お椀によそわれて七草を上からそっと載せます。
お箸と一緒に塩昆布も頂き、それと一緒にお粥を口に注ぎます。
中にはお餅も入っていて、神様からのお下がりを頂戴しました。
今年一年皆元気で過ごせますように~。
偶然前に座った年配の男性。「どっから来たん?」と聞かれ「奈良から」って答えるとご本人も奈良の人。いろいろお話もしたり大声て笑い合ったり、そんな袖すり合うも他生の縁もどこか楽しい街中の行事です。
とうとう泣いても笑っても1年が暮れようとしています。
とは言いましても31日の翌日が元旦と言うだけで、続きなんですけどね。
それでもケジメが大切なので大掃除をしました。
一番大事なのが床掃除です。
ところが我が医院には強い味方がありまして、
と、何故かこのようなプロ専用の床クリーナーとでも言うのでしょうか、機械が居ります。
これは使い慣れていないとスイッチを入れた瞬間機械に振り回され、挙句の果てには周囲の壁にぶち当たり破壊して回ります。しかし使い慣れてくるとこれほど楽で、力の要らない床磨きはありません。
ただ磨き終わったあとの廃液処理がやや大変です。
それが終わると今度はワックス掛け。これはモップで伸ばしてゆくだけです。
その Before After がこれです。床に映った2つの電灯の光にこれだけの差が出ます。
これで日々の床掃除が楽にそして衛生的になります。
これでまた美しく病院を維持できます。
皆様、今年一年如何でしたでしょうか。
新年も皆様にとりまして良きひつじ年でありますようにお祈りいたします。
今年の冷え方は尋常ではない速度です。
お陰できれいな紅葉を見ることができました。
病院内で植物たちがそんな寒さを横目に生長し、ストレチアは昨年に続ききれいな花を咲かせてくれました。
この春に少し大きめの鉢に植え替えてあげただけです。それでも3つの花芽をつけてくれました。
そして確か5年くらい立つパキラ?なんですが、妙に葉っぱだけが上に集中し、幹がヒョロヒョロしてきたので途中で切ってやり、切った上の部分は別の植木鉢に植え、残りの下部分をそのまま育てたところ、ただの木の幹がず~と続いていたのですが、なんと葉っぱが生えてきました。植物は強いです。
シンビジウムも3年目を迎えました。根が大きく育ったので、2鉢に分けてあげました。
どうやら今年も花芽をつけてくれたのかな?
寒さには弱そうなので屋内で育てています。
先日新聞で見た記事で、「風景を見るだけで疲れが軽減」http://news.yahoo.co.jp/pickup/6132868
という記事がありました。理化学研究所が発表したものですが、心が和む風景を見ると、予想以上に疲れが軽減できたという論文です。これを日本疲労学会(あるんですね。こんな学会)で報告されたそうです。
『「癒やし写真」に選ばれたのはほとんどが海や川、野原の風景で、青や緑の多い写真だった。「非癒やし写真」は人混みやビルが密集する風景が多かった。』とか。
空の色、海の色、美しい緑の色は本当に安らぎます。
では紅葉の写真をみるとどうなんでしょう。冬に向けて心がホットになり、高揚してくるんでしょうか。
確かに心が落ち着くより少しワクワクしてきます。しかしあと数日もすると、いや今夜にも雨風によって散ってしまう寂しさもあります。赤ければ赤いほど、黄色ければ黄色いほど散ってしまうと寂しさは倍増しそうです。
これを抑えつつじっくりと己と対峙する・・・これを楽しむのが面白そうですね。
しかし散りゆく紅葉や残り紅葉も良いかも。そんな季節です。
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